春探しに出発!! ~たくさんの春を見つけたよ~

令和2年5月26日 文責:山神 寿江

 あっという間に5月も下旬となりました。世間では新型コロナウイルスのニュースを毎日目にし、心いたくなる日々であるますが、毎日を元気に登園してきてくれる子ども達の姿に感謝の気持ちでいっぱいです。1日でも早く終息することを願うばかりです。引き続き園でも手洗いうがいの徹底や丈夫な体つくりに努めていきたいと思います。ご家庭でも感染症に負けない体づくり(基本的生活習慣・・・十分な睡眠、食事など)に引き続きご協力よろしくお願いいたします。

入園、進級し2ヶ月が経ち、子ども達から「ひさえせんせい」と声を掛けてくれることが多くなり、また子ども達一人ひとりが自分らしさを少しずつ見せてくれる姿にうれしく思います。5月は天気の良い日は毎日のように散歩へと行きました。園にも鯉のぼりがあがっており、毎日みては「こいのぼり」のうたを歌ったり、みんなでこいのぼりになりきり体で表現したりと楽しんできました。こいのぼりがあがっていないと心配する子ども達。「病院に行ったのかもね」「注射」と心配したり、時には「歯医者に行ったよ」「ハンバーグ食べすぎたって」と子どもたちはそれぞれがイメージをし会話を繰り広げていました。

また散歩に行くと毎日のように目にしていたタンポポ・綿毛などの草花や虫たち。見つけるたびに「ここに~いたよ」と仲間に知らせ草花を手にしたり、時には寝転がり虫たちの動きをじっくりと観察したりとしてきました。たけのこを発見し、皆で収穫し皮をむき、筍の中はどうなっているのだろうと・・と皆で剥き進めたりとして過ごしてきました。

散歩ではその時期にしか発見できないもの・感じられないものがたくさん隠れています。のびのびと散歩できる環境であるからこそ子ども達の発見を大切に、五感(触覚、聴覚、味覚、視覚、嗅覚)を十分に刺激出来る散歩であるように努めていきたいと思います。また散歩では「ぱぱにお土産」「ままにお土産」と子ども達は嬉しそうな表情で大事に握りしめています。採った状態をそのままお届けできたら1番なのですが、形が崩れていたり、時には「これなに?」というものもあるかもしれません。しかし子ども達はお父さん・お母さんへお土産を渡せるのを楽しみにしています。ぜひ受け取っていただき家族の会話を楽しんでいただけたらと思います。


<お知らせ>
・これから暑くなり泥遊びや水遊びが増えてくる時期です。泥が爪の中に入ってしまいやすいので爪の長さの確認をお願いします。