文責 吉留 亜季
収穫の喜び
〜便利な世の中で収穫体験を通して感じたこと~
こいのぼりが風に泳ぐ姿がすがすがしい季節になりました。外遊びが気持ちいい時期でもあり、子ども達は先日砂場にダンプカーが運んでくれた山盛りの砂に大喜びで砂遊びを満喫しています。
先月は、地域の方のご厚意で、たけのこ堀りに行かせていただきました。また、5月2日(月)にはイチゴ狩りに行かせていただいたりと、子ども達は旬の食べ物を満喫しています。いちごハウスで自分の手で収穫したいちごは美味しさも倍増で、子ども達はたくさん食べ、その日の午後からは年長児でいちごジャムを作りました。室内に充満するいちごの匂いにみんなが幸せになりました。
現代は何でも簡単に手に入る世の中です。ボタン一つで買い物ができ、スーパーやコンビニに行けば何でも手に入ります。その便利な世界の影には、子どもの感受性の育ちや、自己肯定感の育ち、心身の発達に影響するものも多いです。
実際に見て、触れて、味わって、全身で知る。この1つ1つの体験が、子ども達の生きた知識となれるよう、日々の体験を大切に保育していきたいと思います。
子ども達が大きくなっても、こいのぼりを見ればたけのこやいちご、あくまきを懐かしく思い出す。そうやって次世代につながっていけたらと思います。
☆5生まれのお友達☆
大村 虎太郎(こたろう)くん(平成30年5月12日生まれ 4歳)
粘土あそびが大好きで、蛇やお団子をよく作っています。いちご狩りでは、葉っぱに隠れているいちごを見つけるのがとても上手でした。
櫻木 秋奈(あきな)ちゃん(平成29年5月11日生まれ 5歳)
家族や弟が大好きなあきなちゃん。ニッコリ笑顔がとてもかわいい女の子です。
大石 優愛(りな)ちゃん(平成28年5月4日生まれ 5歳)
おしゃべりが大好きなりなちゃん。先日オクラの種まきをすると、「早く芽がでないかなぁ」と、毎日嬉しそうにお世話を楽しんでいます。