文責 田代 美穂

魚のにおいがするね

〜今月のクッキング〜

梅雨明けして日中の日差しは夏そのもの! 暑い日が毎日続いていますね。
子ども達は園庭へ出ると、バッタ探しやアリを夢中で追いかけたり、日に日に大きくなっていく、玄関口のゴーヤやあさがお、ひまわりを観察したりと、暑さに負けず元気いっぱいです。
7月に入ると楽しみにしている、夏祭りやプール開き、年長児はお泊り保育なども待っており、いよいよ夏本番となります。年中児さんもお弁当の日は年長児さんと一緒に海へ行き海の遊びを楽しむ予定です!
 休息や水分補給をこまめに行いながら、夏ならではではの遊びを思いっきり楽しんでいきたいと思います。


 先日のクッキングでは、園で育てているいんげんや小松菜を収穫して、いんげんのゴマあえ、味噌汁、おにぎりを作りました。味噌汁作りでは出汁をとる所から始め、水にいりこを入れただけの鍋は「なんにもにおいがしないよ」と言っていた子ども達。しかし鍋を火にかけ数分経つと、だんだんと出汁のにおいが漂ってきて「いいにおいがするね」「おさかなのにおいがする」と実体験で出汁のにおいを感じていました。出汁をとった味噌汁はとってもおいしくなる元である事を伝えると、それを聞いていたそらくんは「だしをいれなかったらどんなみそしるになるんだろう?」と興味深々でした。


朝の係活動の中で、包丁を使いにわとりのエサ切りを行っています。そこで培った技術がクッキングに活かされています。最近の年中児は包丁の扱い方にも慣れ、ネコの手を意識しながら切る事ができるようになってきました。今回は切る作業が沢山ありましたが、「このくらい?」と大きさを確認しながら、切る作業を友達と交代しながら進めていき、具材の大きさは小さかったり、大きかったりとまばらではありましたが、それもそれで子ども達ならではのよさがでた、クッキングとなりました。
さっそく昼食で頂き「おいしいね」とおかわりする姿もありました。味噌汁やいんげんの胡麻和えは子ども達も「お家でもつくってみた~い!」と声が上がり、ぜひぜひご家庭でも一緒に作って味わってみてくださいね。