文責 假屋 由美子

こども園の行事③

〜お泊り保育~

梅雨に入り、大人はジメジメした空気にイライラさえ覚える今日この頃。それでも子ども達は、毎日水たまりで遊ぶことを楽しみ、傘や雨靴に大喜びです。
 さて、毎年7月に年長児はお泊り保育を行います。昨年までは、コロナウイルス感染拡大の影響から園に宿泊していましたが、今年度からは通常通り霧島市国分の下井海岸に宿泊したいと考えております。
 年長児になると少しずつ「小学生」への憧れが出てきます。その中で、自分達で「やってみよう」という心も育ってきます。しかし、大人が近くにいるとどうしても甘えてしまい自分達だけで過ごす事はできないのが現状です。その点を考えると、お泊り保育に行くと保護者は近くに居ません。担任しか頼る人はいないのです。そのため、食事の準備や片付け、着替えや持ち物整理も自分たちでするしかありません。「やるしかない」状況だからこそいいのかもしまれせんね。大変そうに思いますが、意外と子ども達は自分たちで挑戦して楽しみながら毎年過ごしています。
そして、自分たちでお泊り保育を成功させるからこそ、一回り大きくなって子ども達は園に帰ってきます。子ども達の成長のためにも是非一晩のお泊り保育に参加させてあげてください。