文責 田代 美穂

夏野菜を育てています 〜畑のお世話を通しての食育〜

新年度が始まり、2ヵ月が経とうとしています。そんな中、園庭へ出ると竹馬に挑戦する子ども達の姿があります。年長児さんが「足をこうやってはさめばいいよ」と年中児さんに乗るコツを教える姿など異年の関わりも増えてきて日々、楽しんでいます。
またこれから、気温や湿度が上がる梅雨の時期に入ります。これから増える、感染症や暑さ対策など子どもさん達の健康管理には十分気を付けていきたいと思います。子ども達にも、「どこか具合が悪い所があったら、すぐに大人に伝えてね」と話しています。これから日に日に暑さが増してくる時期でもありますので生活の中でこまめに水分補給を行いながら体調管理に気をつけたこれから天気の良い日は泥んこ遊びや水遊びを取り入れながら季節ならではの遊びを楽しんでいきたいと思います。泥んこ遊びが等の始まるとお洗濯の負担が増えると思いますが子ども達が思いっきり泥んこ遊びが楽しめるよう、ご協力お願いします。

子ども達と、園舎裏の畑に夏野菜はどんなものを育てたいか、一緒に調べながら考えてみました。すると、様々な夏の野菜の名前が上がり、子ども達と決めた夏野菜の種を年長児さんが代表で買い物にいってきました。種物屋さんに入るとすぐに目に入ったスイカの苗!子ども達はすぐに「スイカもそだててみた~い!」「お泊り保育でスイカ割りしたいね」「スイカ割りみんなでやりたいね」と想像をふくらませながら意欲満々でした。そこで今年は直接畑にスイカ、トマト、キュウリ、いんげん、ピーマン、なすびなど夏野菜を種から育て、お世話を行っています。種をまいたらすぐに実ると予想していた子ども達は、「何にも出てこないね」「まるいスイカ出てこないね…」とつぶやきながら日々草取りや水やりなどお世話をし畑の変化を毎日観察にいく子ども達です。

オクラ、ゴーヤは育てたいものをそれぞれ子ども達に選んでもらい、小さいポットに自分達で種まきをして、育てることにしました。自分で選んで育てている種はより愛着がわき、種まきの時も「やさしく土のお布団かぶせるんだよ」と畑での種まきの経験を活かしながら友達同士伝える場面もありました。「早く芽が出ないかな~!」と日々変化を期待していた子ども達!ついに双葉が出てきた時は「みてみて!赤ちゃんが出てきてるよ!」「○○ちゃんの芽が出てるよ!」とそれはそれは大喜びで、お友達や他のクラスの保育教諭にも嬉しさを伝えにいく姿がありました。双葉も大きくなり、おくらは畑へ、ゴーヤは園舎出入り口横の花壇に植え替えました。お迎えの時や今週末の保育参観の時にでも子どもさんの育てている野菜の様子をぜひ一緒に見て頂き、育てる喜びを一緒に共感して頂けたらと思います。