文責 田代 美穂

♪マジックだぁ~!すご~い!!♪

〜夏ならではの遊びを通して感動を共有しています〜

蒸し蒸とうだるような暑さが続いていた夏も終わりに近づき、最近は吹く風が少しずつ涼しさを感じるようになり、季節の移り変わりを肌で感じられるようになってきました。
新型コロナウイルスが全国的に拡大しており、園でも職員体制が厳しい中保護者の皆様にはご迷惑をお掛けしました。またご協力をいただくこととなり感謝申し上げます。そんな中、行事の変更や中止など子ども達にとっては我慢を強いされる状況が続いていますが、子ども達が安心して楽しく過ごせるよう、感染防止等配慮しながら残り少ない夏ならではの遊びを楽しんでいきたいと思います。
夏の生き物にも興味津々の子ども達は、園にも昆虫やカナヘビ(トカゲの仲間)が度々遊びに来ることがあり、先日は木の上を歩いているカナヘビを発見!カナヘビの方も捕まるもんか!とばかりにお互い必至です!「網を持ってきて!」「木の上に居るから登って捕まえる?」「ハシゴ使う?」と一人は逃げないように見張っていたり、網を取りに行く子どもなど子ども達はどうやって捕まえようかと子ども達の連携プレーがみられ緊急会議が始まっていました。木の上にいたカナヘビはあっという間に上へと登っていってしまいその日は捕獲失敗となりました…。しかし子ども達もあきらめてはいません。他の日に捕獲成功となり、みんなで観察した後は、「カナヘビもお家に帰りたいんじゃない?」「どこに逃がそうか?」とまた自然へと帰す子どもの姿があります。小さな命を通して命の尊さを、大切さを自然を通して学んでいます。

色水遊び

絵の具を使って混色を目的とした色水遊びを楽しみました。私も混色の事はあえて伝えず、ペットボトルに3原色の赤色、黄色、青色のみを準備して始めました。さっそく子ども達は好みの色を手に取り、カップやペットボトルに色水を移して遊び始めます。年中児さんは単色をカップに移してジュース屋さんを楽しんでいる中、年長さんは「これとこれを混ぜたらどうなるかな?」と実験が始まりました。赤と青を混ぜると「みて!紫になったよ!」と色が変わったことをきっかけに周りにいた子ども達も「じっけ~ん!」と混色に興味津々!三原色を使って緑やオレンジ色を作って楽しむ姿がありました。使う色の分量によっても出来上がる色は全然違うため、まるでお料理をしているかのように「もうちょっといれてみようかな~」という具合で混ぜ合わせていました。色を混ぜるとまた違う色に変化していく様子に発見を見つけて不思議さを感じながら「マジックだ!すご~い!」と自分達で実験が出来、感動やふしぎな気持ちを友達と共に共有していました。様々な工夫と遊び方で視野を広げて子ども達の感性を広げていきたいと思います。