文責 田代 美穂

♪氷でっきるっかな〜♪

~身近な自然の大実験~

今年も早いものであと数日となりました。カレンダーをめくると「え!もう カレンダーがないよ!」と話す子どもたち。月日の流れの早さを感じていました。「1・2・3 …あと4回(枚)で小学校だよ!」などと年長児さんは就学への期待を膨らませる声も聞こえてきました。
先日は珍しく雪が降りましたね。最近の子ども達は冬の絵本を通して、「保育園にも雪がふるかな~?」「雪が降ったら雪だるま作ろうね!」なんて子ども達同士で雪や氷になど冬の自然現象に興味津々で話が持ちきりでした。「雪が降るにはマイナスっていって0度より気温が下がらないと氷もできないんだよ」「雪が降るといいね~」と話をした矢先のこと、先日は雪が降り、珍しい銀世界に寒さも忘れて雪遊びを楽しむ子ども達でした。雪が降る2日ほど前には気温がぐんと下がり、園庭のあちこちに氷が張っていました、裏の畑には霜柱も立っており、子ども達は「氷だ~!」「サクサクしてる~」とおおはしゃぎで霜柱を踏んだり氷を取り出して、「つめたいね!」「キラキラしてるね」と氷を太陽にかざしてみたりと冬ならではの氷の感触を楽しんでいました。 

      
えいじくんはさっそく「みんな!氷の実験しよう!」と誘いかけ氷作り実験が子ども達で始まりました。「わたしはバケツ持ってくる!」「小さいカップでもいい?」「水少なくする?」「屋台小屋にも置いてみる?」など子ども達で考えながら様々な素材の容器を持ち寄って氷作りが始まりました。
さて… 実験翌日はどうなったと思いますか? 「昨日の氷できてるかな~?」とみんなで見に行ってみると、なんと!実験成功!水量が多かったものはシャリシャリ氷ができていたり、薄い氷や実験場所によっては凍っていなかったりと、素材や水量、設置場所など友達と試行錯誤しながら楽しんだ氷の実験!結果よりもその過程に学びがありました。これからまだまださむくなりますが、様々な冬ならではの自然現象に子ども達の「なんで?」「どうして?」「すごーい!」に寄り添いながら一緒に楽しんでいきたいと思います。
最後になりましたが、本年も大変お世話になりました。行き届かない面もありご迷惑をおかけしたことと思いますが保護者の方たちの温かいご協力のおかげで行事等無事に終えることができました。ありがとうございました。あと残り3ヶ月も引き続きよろしくお願い致します。よいお年をお迎えください。