文責 假屋 由美子

こども園の行事⑥ 〜運動会〜

強い台風が去り、皆様も片付けなどに追われていることと思います。被害が少ないことを願っております。
 今月は、来月開催予定の『運動会』について書きたいと思います。
本園の『運動会』は、今までしてきたことの披露です。そのため、特段練習するわけではなく今まで体育活動や遊びの中で培ってきた体力等を披露する場です。とはいうものの、コロナ対策として今年も笠木小学校の校庭をお借りするため、場所に慣れるためにも何回かは遊びも兼ねて小学校へ行くのですが・・・。
年齢別では、012歳児の子どもたちは歩けるようになったこと、マットなど少し出来るようになったこと。345歳児は、鉄棒や雲梯など年齢に応じたものを披露します。子どもたちは、毎年「見てほしい」という思いから自ら練習をしています。特に年長の子どもたちは今まで見てきた年長のように逆上がりや雲梯を「できるようになりたい」「去年の〇〇くんのようになりたい」という憧れをもって取り組んでいます。運動会は、この「憧れ」の連鎖です。今年の年長が、来年の年長の「憧れ」となります。こども園は、0歳児から5歳児までが一緒に遊ぶ時間があります。だからこそ、全員の名前も顔も知っています。誰かに憧れ成長し、そして自分が誰かの憧れの存在になる。異年齢保育だからこそ体験できる素敵な連鎖です。
 運動会は、どうか「できる」「できない」ではなく努力している姿、恥ずかしい中でも一生懸命な姿をご覧ください。特に年長さんは、運動会で披露できなかったことを3月までに「できる」ようになることを目標にご家庭、園で一緒に努力していきたいと思います。
保護者の皆様も参加していただき一緒に全員が「楽しかった」と思える運動会になればと思っております。