大きな行事を越えて~みんなで一緒に成長しました~

文責:折口美紀
    
 朝晩がぐっと冷え込むようになり、一気に冬が来たような寒さを感じる時が出てきましたね。その中でも、日中は心地よい秋の気候となったりと、気温に振り回されて体調も崩しやすくなりがちです。子どもたちにも衣服調整の声をかけながら、寒さ対策をし、また、寒さに負けない体力作りも共に行っていくようにしていきたいと思います。

 さて、先日18日は運動会が開催されました。前日からの準備、当日の係や後片付けまでたくさんご協力いただきありがとうございました。子どもたちにとっても、初めての学校の校庭、そして初めて保護者の皆様の前で行う大きな行事、年齢が上がって初めて行う種目…と、初めてづくしの運動会に、楽しみな反面、どの年齢の子どもたちも緊張があったようでした。たくさんの人に見られることは大人にとっても恥ずかしいことでもありますが、緊張感の強い子ども達です。当日どういった姿になるのかなぁという気持ちもありましたが、そんな心配も何のその!当日はとても元気な楽しそうな笑顔をたくさん見せてくれました。

所々ハプニングがあったりもしましたが、どれもいい思い出だなぁと思います。子どもたちが当日を迎えるまで、これまで培ってきたこと以上にたくさんの取り組みをしてきました。一人、また一人と一緒にやる仲間が増えてきて、出来るようになってきたことを共に喜びあう姿、出来ない時にアドバイスをする姿、憧れをもって取り組む姿など様々な姿と新たな顔をたくさん見せてくれましたよ。特に、年長さんへの憧れが多く、跳び箱をだせば年少・年中も一緒に並んでいることもよくありました。

そんな大きな行事を終え、最近の子どもたちはと言いますと…次のステップへとうつろうとすでにやる気十分!年長児はまりつきから、足くぐりへの挑戦を始めました。それを見ていた年中もまりつきをはじめ、年少児は「みててー」と、投げ上げの拍手キャッチを、できずにボールを追いかけて楽しんでいる様子がありました。日常的にそれは行われ、誰かがやりはじめるとボールを自然と持ち始める姿に、子どもたち同士で引き寄せ合う様子がとても素敵に見えました。こうやって一緒に大きな行事を乗り越えてきた子どもたち。また次なる成長へ向かっていく姿がこれから増々楽しみですね☆