2020年7月28日(火)文責 折口美紀

友だちと一緒ならできるよ♪~プールあそびがはじまりました!~

 毎日暑い日が続くようになりました。園庭ではセミの元気な鳴き声が響き渡り、虫取り網を片手にじっと木を見つめる姿や、虫かごをもってカブトムシやクワガタを持ってくる子どもたちを見ると、「夏が来たな~」といった感じがします。子どもたちが大好きな虫たちがたくさん元気に活動する時期、この時しかない楽しみを存分に味わってもらいたい気持ち、そして生き物として大切にしてほしい気持ちと、子ども達にも話をしてみました。

思いが伝わりつつある最近では、「あんまり触りすぎたら弱っちゃうよ」など子ども達同士で声をかける姿も見られます。たくさんの生き物と触れ合う中で命の大切さを知り、観察することの楽しさや発見のおもしろさも、この時期ならではで一緒に感じることができたらなと思います。

 さて、そんな夏真っ只中に、子ども達が楽しみにしていたプールあそびがいよいよスタートいたしました!登園してきたときにプールの中に水がたまっているのを見て「今日プールするの!?」とみんな興奮気味。その日の活動の集まりの早いことはやいこと…とても楽しみだったことが伝わってきました。初日は年齢別で時間を区切ってゆっくりとプールへと慣れる時間をとりました。顔洗いをしたり、ワニ歩きをしたり、水に顔をつけることに抵抗がない子は、ぽちゃん!とつけていきます。まだ少し抵抗がある子はそれを見ていることが多かったのですが、繰り返しやっている子を見ると、『少しならやってみようかな…』といった気持ちになるのか、勢いよく顔つけにチャレンジ!一瞬の間にできることが増え、「できたじゃん!」「すごいね!!」と周りのお友だちも喜ぶ姿に、自信を持ってまた顔をつけられる子もいました。

一人では初めての事や抵抗のあることに挑戦するのは難しいこともあります。しかし、それが誰かとだったら、みんながやっていたら、[自分にもできる!]という姿が、きっと見えてくるのかなと感じます。そうやってお互いを刺激しあうことでまた一つ、成長し、自分自身への成長へとつながっていけたらいいなと思います。今年の夏、子どもたちの楽しい思い出の中でいくつもの成長を仲間同士で見せてくれるのか楽しみですね。

<< 5月26日へ | 次へ