厳しい寒さもやっと終わりが近づいてきたようです。まだまだ朝夕は冷え込みますが、お昼はポカポカ陽気で子どもたちは元気にお外で遊んでいます。先日大好きな散歩では春を感じさせる「つくし」を発見しました。頭が少しでており、その可愛らしさに子どもたちと感動した瞬間を味わうことができました。振り返ると、四季折々に子どもたちと景色を眺めたり、いろんなものを一緒に発見したり、五感でたくさんの経験をすることができました。「先生みて~、はいどうぞ」と可愛らしい笑顔でたくさんの心のこもったもの(木の実、草花等)をもらいました。自分で見つけた喜びは子どもたちのとっては特別なものだったのでしょうね。1年を振り返ると「あんなことがあったな」「こんなこともあったな」とたくさん思い出が昨日のことのように思い出されます。2歳児クラスは5人と少ない人数でしたが、活発でとても元気一杯の子どもたちでした。今では、お友だちのことが気になり散歩先で転んだりすると、「大丈夫~」と優しく言葉をかけて助けてあげる優しい姿がみられるようになりました。相手を思いやり、「ありがとう」と感謝の気持ちを伝えるまでに成長した子どもたちにとても嬉しく思う事でした。

1年を通して、お帳面やクラスだよりでお伝えしてきましたが、子どもたちはいろんなことに興味深々です。経験こそが確かな知恵や知識になると思います。子どもたちの力を信じて、可能な限りの経験を保障できるように努めていきたいと思います。今現在、べなれす、かぴらの進級にむけて取り組んでいる子どもたちです。環境の変化に最初はなかなか慣れず、不安な日々もありましたが、少しずついろんな楽しさを発見しています。今後も大きく羽ばたく子どもたちを見守りながら、残り少ない時間を楽しく過ごしていきたいです。私自身、子どもたちの笑顔が1番大好きで、毎日を楽しく過ごすことができたのも保護者の方の協力合ってこそだと痛感しています。至らぬ点も多々あったと思いますが、たくさんのご協力ありがとうございました。