成長したこどもたち

〜言葉も体も成長しました〜

文責 上ノ瀬 未散

寒さが身に染みる季節となりました。冷たい風に鼻を赤らめながらも、元気に遊ぶ子どもたちの姿にたくましさを感じるこの頃です。あっという間に今年も終わろうとしています。寒くても外で遊ぶことが大好きな2歳児さん・・・「先生、風がすごいね、寒いね」と言いながら両手を重ねたり、ポケットに手を隠す子どもたちですが、寒さに負けることなく身体を思いっきり動かして遊んでいます。こたろうくんはすべり台の頂点で景色を眺めることが大好きで、その時強い風が吹いた時の出来事です。「先生、風が喋ったよ」と教えてくれました。何を喋ったの尋ねると「内緒だよ~」と言いながら自分の身体を少し揺らしながら「風に乗ってるの~」と言いながら身体全身で寒い冬を感じている姿がとても可愛らしかったです。子どもの言葉ひとつ一つには思いがあり、私たちにいろんなことを伝えてくれます。

4月当初に比べると、自分でみて感じたことを言葉にして伝えてくれるようになった2歳児さんです。あそびの中でもお友だちとのやりとりもたくさんみられるようになり、衝突もみられますがお互いの思いを少しずつ相手に伝えることができるようになっています。身の回りのことも自分でできることが増え、「自分でする」とたくましい言葉も聞かれるようになりひとつ一つに成長を感じられます。私自身最近ひとつ一つのことに振り返って考えることが増えてきた様な気がします。何事にも一生懸命な子どもたちの姿に嬉しさやいろんなことを経験したことが思い出されます。子どもたちが安心して過ごすことができたのも、保護者の方々のご協力があったからだと思います。ありがとうございました。来年も引き続き、子どもの笑顔がたくさん見られるような保育を行っていきますので、よろしくお願いします。