文責 田代 美穂

この時期ならではの雨の楽しみ方

雨上がりの合間に泥んこの魅力を実感しています

梅雨の季節に入りましたね。雨の日子ども達はおとなの表情とは裏腹に目を輝かせてお気に入りの傘と雨靴を履くことができるので雨の日を楽しみにしているように思います。雨上がりは、思い切って水たまりにピチャン!と入るのも、飛び越えられるか挑戦するのも”どろんこ遊び”ならではの楽しみ方です。子ども達にとってはちょっと手を加えるだけで変化する水たまりやどろんこはこの時期ならではの一番の玩具です。この時期ならではの雨の楽しみ方を子ども達と一緒に探してみたいと思います。 

 

先日雨上がりの合間に園庭へ出てみると大きな水たまりが出来ており、年少児のゆあちゃんは初めはズボンが濡れることを気にして裾を持ち上げながら水たまりの中へ入っていき泥水の感触を楽しんでいました。するとたいちくんやめいちゃんが”バッシャ~ン!”とダイナミックに水しぶきを上げながらジャンプを楽しんでいる姿を見ているうちに気持ちも解放されて一緒に”バッシャ~ン!”と水しぶきを上げることを楽しみはじめていました。その姿に誘われ1人増え2人増え…と笑い声があふれ楽しさを共有しながら最終的にはズボンが汚れることなんてお構いなして水たまりの中で楽しむ姿もありましたよ!屋台小屋では年中児のえいじくんが大きなボウルに泥水を作っている所に興味を示した年少児のすずちゃんが寄ってきて、自然と水を汲んできては「みずいれてもいい?」「いいよ!」と繰り返し仲良くコーヒー屋さんを楽しむ姿もありました。新年度が始まり1ヶ月半が過ぎましたが異年齢児での関わりも増え、増々にぎやかな年中・年少児さんです。