文責 黒木 美紀

一緒にやってみよう                       〜あそびも楽しみもおんなじおんなじ〜

長雨が続き室内で過ごす日々が多かったですが、やっと晴れ間も見られるようになり、そして暑さもぶりかえしてきて最近は何とも気温や天候に惑わされてしまいましたね。子どもたちの身体もコロコロと変化する気候に鼻水がではじめたりと少し変化のあるような気もします。季節の変わり目は体調も崩しやすいので、気を付けていきたいものです。
さて、先日のあるあそびの場面です。みるちゃんも動きが出てくるようになり、今まで動いてあそんでいたあきとくんに続いて同じ遊びをよく楽しめるようになってきた2人。1人が遊んでいると、その状況をまず見て楽しみ、近くによって同じあそびをして2人で楽しむという光景をよく見かけるようになりました。この日はプラスチックケースの蓋に穴をあけたものに、ホースを落としていくというあそびをしました。一見簡単そうですが、初めのころはホースと同じくらいの穴にうまくつかんで、そして手を離すという流れが中々うまくいかないものでした。でもあきとくんはもうお手の物です。全部入れてしまうと、「ん゛~!!」と一生懸命蓋をあけてまた繰り返そうとします。

この日はみるちゃんもその様子を見てハイハイで近づき、同じように入れてみました。”ポトン”とうまく落ちることができると、2人共自分のことのように大喜びでとてもいい表情をしていました。しばらく繰り返した後、今度はカーテンに隠れて【いないいないばぁ】のあそびを行うと、すぐに探しにくるあきとくん。「ばぁ!」と言うと大喜びで逃げていきます。それを見たみるちゃんは、先ほどまで使っていたプラスチックの箱を頭からすっぽりとかぶり、私やあきとくんが近づくと「ば!」と取ってにっこり♪これもまた2人して大喜びです。その後は、あきとくんが自分でカーテンに隠れたりとあそびがどんどん発展していきましたが、いつもあそびを共有している2人でした。