♪一緒にしよう♪

〜仲間を意識しながら思いやる気持ち~

文責 田代 美穂

朝夕は冷たい風が吹き、毎日寒さの中でも子ども達は園庭に出て体を動かすことを楽しんでいます。最近は園庭へ出ると「ドンじゃんけんしよう!」と友達を誘い合う姿も見られており、年少児さんも「いれて!」と積極的に遊びに参加しています。ドンじゃんけんとは2グループに分かれて、相手の陣地に向かってじゃんけんをしながら進んでいく遊びです。自分の陣地を取られないようにじゃんけんで負けたら素早く次に控えているお友達と交代していくのですが、ルールがまだ分かっていない年少児さんに対してこうだいくんは「○○ちゃん!つぎ進むんだよ!」とポン!と背中を押して合図してくれる姿があり、年中児さんや年長児さんが遊びのルールを自然と教えてれくれる姿があり、子ども同士で遊びが身についてきています。

コロナウイルス感染症に伴い皆様には大変ご心配をおかけいたしております。保護者の皆様にはたくさんのご協力をいただき心より感謝申し上げます。まだまだ感染症や風邪など油断ができない毎日ですが、寒さに伴い、より体調を崩しやすい時期でもありますので引き続き、感染症対策を行いながら、手洗い、うがい、換気をきちんと行いながら健康で冬を乗り越えられるようにしていきたいと思います。

先日予定されていました、涅槃会に向けて子ども達もことばあそびや劇遊びに取り組んできました。劇遊びを通して友達と一緒に過ごす楽しさを味わったり、自分達で小道具等のアイデアを出しながら進めていく事がより楽しいと感じられるような関わりを大切にしてきました。「かっこいいところ見せたい!」と日々達成感や喜びを味わう子ども達の姿が多く見られ、友達関係も深まり「いっしょにしよう」「手伝おうか?」と小道具作りも快く手伝いながら作り進めていく場面も見られました。また製作遊びが得意なひまりちゃんやゆあらちゃんはお面の作り方などを周りの友達に教えてくれたりと一人ひとり得意な事を発揮でき、子ども達同士で作り上げていく喜びや楽しさを味わっていたようです。

年少児さんは劇遊びの中でも自分の役だけでなく、お友達の役も覚えていた子ども達は、遊びの中でお休みのお友達がいると「○○ちゃんの代わりにウサギ役してあげる~!」とお友達の役も楽しみながら演じてくれる姿もありました。こうして遊びの中でも演じていく中でクラスが一丸となりお友達を思いやる気持ちがさらに高まってきたように思います。これからも、子ども達が生活や遊びを自分で考えて行動できるように、見守り援助していきたいと思います。

保護者の方の前で披露できず残念ではありましたが、3月に動画配信を予定しておりますので、子どもたちのステキな姿をご覧いただけたらと思っています。