コロナ禍で開催すべきか悩んだお楽しみこども会。例年とは異なる状況での開催となりましたが、こどもたちも楽しみにしていた行事なので無事に開催できたことを嬉しく思います。保護者の方と離れるときに涙が出てしまう子どももおり、また保護者が近くで見ているという事で緊張してしまうのではないか・・・涙が流れるのではないか・・・固まってしまうのでないか・・・と心配していた私でしたがそんな心配はなんのその。るんびに0歳児の部屋で待機しているときから「早くいこう」とうずうず楽しみにしている子どもたちの姿にすくわれることでした。舞台でも緊張を見せながらも普段通り元気いっぱいわらべ歌や語呂合わせを発表する子どもたちの姿に嬉しく、また私自身も楽しく子どもたちと過ごすことが出来ました。温かく見守っていただき・・そしてたくさんのご協力ありがとうございました。


これ読んで~にわとりってどんな鳥?~


最近子どもたちから大人気のにわとりの絵本。毎日のように「読んで」と読んでは絵本にくぎ付けの子どもたちです。絵本の中でとかさが大きいのがオスやにわとりのご飯など知り近くにいた保育教諭やかぴら、べなれすさんに教える姿が見られました。早速外にでてにわとりの観察です。「コッココッコ」とにわとりの鳴きまねをしたり「とさかがあったよ」「オスじゃない?」「おなかすいたの?」など感じたことをそれぞれに話します。「おなかがすいたのね」といい絵本で見た葉っぱなどを探しに行きます。裏庭には様々な葉っぱが生えています。「この葉っぱ食べるかな?」と言いながら様々な葉っぱや花びらなどをにわとりにあげどの葉っぱを食べるか観察していました。子どもたちが興味関心を持った時がなによりも吸収が早く確かな意識となると思います。子どもたちが興味をもったにわとりの絵本。このきっかけを大切に今の子どもたちの知りたい思いを大切にしていきたいです。


おいしい♪~自分たちで作った特別感~


子どもたちとおにぎりつくりをしました。お米を洗うところから自分たちで行います。お米の変化、洗った時の水の色の変化など子どもたちと一緒にする中で気づいてほしいと願いはありましたが、まずは何よりも楽しんでほしい!そしておにぎりをもりもりたべてほしいというのが私の願いでもありました。お米を洗う時にはボールの中からお米が落ちないように意識しながら洗う姿がありました。炊飯器に入れ準備ばっちり!そこからみんなは魔法使いに変身し「おいしくなーれ」と魔法をかけます。炊き上がりまで「まだかな?」「もうできた?」とそわそわ楽しみな子どもたちの姿が伝わってきました。お米も炊け炊飯器をあけると「わあー真っ白」「おいしいそう」との言葉が飛び交います。その日のおやつは自分たちで作ったおにぎりです。塩を入れ味見・・「おいしい」「あまい」と味見の時点から笑顔を見せてくれる子どもたち。ラップにご飯を入れぎゅっぎゅと自分だけのおにぎりを作り食べます。「おしいしい」と自分たちで作ったおにぎりの味を楽しんでいました。また普段なかなかおにぎりが進まない子どもたちも「おにぎり下さい」とおかわり。3合炊いたお米もあっという間に完食!「また作ろうね」と約束する事でした。今回は子どもたちの大好きな絵本の1つ「万次郎さんのおにぎり」をきっかけにおにぎりつくりを行いました。自分たちで作ることで作る工程での発見、出来た喜び、食べたときの感動などいつもとは違う喜びを感じることが出来ると思います。子どもたちのしたい!という思いを大切に経験のなかなか学ぶことを大切にしていきたいです。