「どうしましたか?」~再現して遊んでいます~

文責:山神 寿江
 朝晩と冷えこみますが、日中は汗をかくほど暑い日もあったりと1日の気温差に体の疲れも出やすくなっています。しかし毎日を元気に登園してきてくれる子どもたちの姿を嬉しく思います。これからまだまだ寒さを感じる日が来ます。毎日を元気にすごせますよう、十分な睡眠、栄養ある食事にご協力ください。

先日お帳面入れを作りました。帰りの会で子どもたちに「明日の朝保育園に来たら自分のカバンからお帳面を出して自分のマークが張っている場所にお帳面をいれてね」と伝えました。私の話を聞きうなずいたり、「わかった」と言ってくれる子どもたち。「ねえ僕のマークはどこ?」「ここに~ちゃんのマークがあったよ」と自分のマークがあり、またかぴら、べなれすさんのようにお帳面入れがあることに大喜びの子どもたちです。次の日出勤してみるとお帳面入れにはたくさんのお帳面が入っていました。「登園して自分でいれていましたよ」と部屋にいた職員に聞き嬉しくなる事でした。子どもたちの自分で出来る力を伸ばし、また次のやる気になるように1つひとつ丁寧に伝えながら過ごしていきたいです。

「どうしましたか?」~再現して遊んでいます~

ごっこ遊びが大好きな子どもたち。ままごとあそびや病院ごっこ、避難訓練ごっこなど毎日役になり切り遊んでいる子どもたちです。先日病院ごっこをしていた子どもたちを微笑ましくみていました。すると「次の方」「ひさえせんせいさまー」と呼ばれ急遽患者さん役に。「どうしました?」とすずちゃん。「少しののどが痛くて・・・」と話すと「お熱はかりますね」「口開けてください。モクモクしますね」と看護師役になりきっています。

またあかりちゃんも「ちょっとお耳見ますね」「お熱図りますね。ピイッ」とおでこで図る体温計をブロックで作り体温計に見立てていました。そこに「注射をしますね」とこうきくん。「お薬です」とたいちくん。「ちょっとにがいですからね」とえみかちゃん。それぞれが役になり遊んでいます。そのあとも患者役、看護師役・・と交代しながら遊ぶ子どもたちでした。実際に自分で経験しているからこそよりリアルに表現しイメージを膨らませながら遊ぶことが出来るのだろうとなと思う一面でした。

役になりきる、絵を描く、粘土などで作る・・・など子どもたちが感じたものを自由に表現する場が園ではたくさんあります。ひとりひとりの子どもたちが子どもらしく自由に表現できる場を大切にしていきたいです。


〇お知らせ〇
・一日の中でも寒暖差が見られます。衣服の調節をすることで子どもたちが快適に過ごせるようにと心がけています。調節しやすい衣服を入れてください。