文責 假屋 由美子

こども園で大事にしたいこと⑥

〜口にするもの〜

秋は食欲の季節です。美味しい食べ物が食卓を彩りついつい食べ過ぎてしまいます・・・。最近は、子どもたちが散歩に出かけると近所の方から栗をもらってくることがよくあります。旬の食べ物を身近に感じることで自然と「旬」を知ることが出来るとてもいい環境だと思います。
 「食品添加物は体によくない」と耳にします。特に体の小さい子どもは大人と同じ食べ物を食べても体の小ささから、食べ物が与える影響がとても大きいものです。「できるだけ体にいいものを食べさせてあげたい。」「出来るだけ天然のものを」とほとんどの親が思っている事と思います。しかし、最近の食べ物のほとんどに食品添加物が入っています。「絶対ダメ」「食べさせたら可哀そう」と思ってしまうのではなく、出来るだけ少量にすること。また、添加物の中でも「天然の添加物」と呼ばれるものを使用することを考えるといいかもしれませんね。 
 園でも出来るだけ食品添加物の入っていないものを使用し、毎日給食を提供しています。子どもたちの体にとって何がいいものなのか考えて作っています。献立を見て気になるもの、また子どもたちが「美味しかった」と言っていた日は給食の職員にぜひ作り方を聞いてみてください。私たち職員も「どうやって作るの?」とよく尋ねています。
旬の食べ物を美味しく食べることが一番体に良いので、子どもと一緒に大人も健康のために旬のものを食べましょう。