こども園大事にしたいこと⑨

〜季節の行事~

文責 假屋 由美子

今年も残すこと頃あと数日となりました。12月は師走と呼ばれあっという間に過ぎてしまいます。12月は、うどん・そばづくり、餅つき、正月準備などしなければならないことが多々あるからです。保護者の皆様もお忙しい中での子育て、お仕事本当にご苦労さまです。

 さて、こども園でも年末に向けて行事があります。なぜ子どもたちを巻き込んで行事をしなければならないのか?それは、やはり日本という国に生まれ、代々語り継がれてきたものをしっかりと後世に語り継がなければならないからです。子どもは行事において役に立たないという考えではなく、幼少期から行事に参加することで、行事の意味を知り、大切さを理解し、楽しさを知ります。

食文化にみても『地産地消』を大切にするように、その土地のその時の行事を大切にしたいと思っております。鹿児島に生まれたからこそ知っている事、大隅に生まれたのだから、参加できる行事。だからこそ、地元が好きになり、地元のことを大切にできるようになります。その中で、年配の方から教えていただける話、語り継がれる伝統に出会う事もあります。年配の方と子どもたちが交流できるのも行事のいいところですね。

 こども園でも、年末に向けうどん・そばづくり、餅つきがあります。子どもたちになぜ年末になるとうどんやそばを食べるのか?なぜ餅をつくのか?など行事についての話をしながら今後の活動も大切にしていきたいと思います。