假屋 由美子

本当の力にしたい        ~体得とは~

私たちのこども園では「体得」というものを大切にしています。それは、右記の図のようにまず自分で体験し、それを絵本や図鑑で確認。そして、再び体験することによって「子どもたちの本当の知識となる」というものです。最近では、寒さから氷ができます。そして、それを見たり、触ったりすることで「冷たい」「固い」と感じます。では、なぜ氷があるのか?そこに水があり気温が関係しているからです。大人は、当たり前に感じている事も子どもたちにとっては大発見です。
 子どもたちにとっては、毎日が発見であり、毎日が成長です。子どもたちの毎日がキラキラしたものになるために私たち保育教諭は発見のきっかけを与えたり、知識となる得るものを提供しています。
 こども園だけで、子どもたちは発見をしているわけではありません。是非、ご家庭で発見した子どもたちの気付きを園にも教えてください。一人の発見が他の子どもたちの大事な気付きになるかもしまれせん。園での様子を伝え、ご家庭の様子も共有できることが子どもたちにとって安心できる環境になると思っています。