こりす１歳児クラスだより大隅北保育園｜ 2016年11月7日の子どもたちの風景　

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こりす１歳児：2016年11月7日program

　仲間意識　～自分と相手?～

文責：南迫秀也

　最近、１歳児同士の横のつながりが強くなってきています。今までは一人ひとりが思いおもいに遊んでいましたが、今は同じ空間で同じ遊びをする姿が多く見られてきました。男の子は二人でよくダンプに砂場のおもちゃを乗せて園庭を走り回っています。その時、前だけ見て一人走り抜けるのではなく、止まっては後ろを振り返り、付いてきてくれているかを確認している姿がみられます。いない時は名前を呼びかけて誘っています。

女の子は皿に野菜のおもちゃをのせて、「どうぞ」と言いながらままごとあそびをしたり、にらめっこの「アップップ」をしたりして関わりながら過ごしています。また一人が楽しそうな遊びをしていると、そこに興味を持って集まり、みんなで遊ぶ姿もみられます。群れて遊ぶ楽しさも出てくると同時に自分の思い・意志も強くなってきます。

そして、一人ひとりの思いがぶつかり合いも出てきます。その表現方法も発達している途中です。自分の思っている事や考えている事などをうまく言葉にできないため感情の表現手段として噛みついたり、押したり、引っかいたりいう行動になってしまうこともあります。

もちろん、押したり叩いたりはいけないことだと思います。ですが子どもたちの思いを十分に出しきってほしい思いもあります。そこにある理由くみ取り、互いの思いを受け止め、代弁しながら私たちも怪我のないよう見守り関わっていきたいとおもいます。少しでも怪我を防ぐため爪の確認のご協力もお願いします。

●絵本紹介●

『ピンポーン』　文：中川ひろたか　絵：荒井良二

「ピンポーン」はーい、どちらさまですか。宅配便の人が荷物を持って来ましたよ。?　玄関に写ったシルエット。誰でしょう？大きな包みのお届け物。何でしょう？?この繰り返しに小さな子供も大喜び。毎日の生活の中からのお話なのですぐに入り込めます。?やっぱりお客さんが来るとうれしいのかな。そのお客さんが何やら楽しそうな包みを持っているしね。?荒井良二さんの描く動物達も魅力的、カラフルで楽しいつくりと小さめのサイズの絵本が２～３歳の子が小わきに抱えて持ち歩くのにぴったりの絵本です。??