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スイミーこども園の保育内容

電話でのお問い合わせはTEL.099-483-1469

〒899-8422 曽於市大隅町坂元481-31

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園の保育内容ompany

    

社会福祉法人笠木福祉会 スイミーこども園

別紙「ディリープログラム(日課)」を参照してください。
◆登園は、3才以上児は朝8時30分までに。4・5才児は庭掃除、係活動を8時30分より行います。
 0・1・2才児は、8時30分頃から朝のおやつ。登園時間にご協力ください。
◆午後6時以降は『延長保育』ですので、入園時にお申し込み下さい。(有料月額500円)。

給食について

◆本園は完全給食です!大事に考え行っていることは次のことです。  

  • 主食に『五穀』を混ぜるなど、栄養バランスを考え、何でも食べられる子ども  
  • 食の安全性を考え、添加物、農薬のないもの、少ないものを使用し、安全上気になる輸入物はできるだけ使わない。  
  • 食べ物は「いのちあるもの」です。そのいのちが「私のいのち」になるのですから、いのちとそのいのちを育てた人、作った人に感謝していただき、決していのちを粗末にする食べ方はしません。(食べちらかす、残すなど)。

デイリープログラム

0,1,2歳児

07:00 開  門
      登  園
08:30 朝のおやつ
09:00 自由あそび
09:30 ミーティング(朝の会10分)
09:45 体育あそび・体操
11:00 課業的活動・散歩
12:30 睡眠、0才児昼 食
12:45 起 床
13:30 昼 食
15:00 あ そ び
15:15 お や つ
15:45 あ そ び
16:00 お帰りの会
17:30 自由あそび
18:00 遊具片付け
19:00 延長保育(有料)

閉 門 デイリープログラム

3,4,5歳児

07:00 開  門
      登  園
08:30 庭掃除
      自由あそび
09:00 ミーティング(朝の会10分)
09:30 体育あそび・体操
09:45 課業・散歩
11:00 睡 眠 3才児10:45
12:00 起 床
12:15 昼 食
13:00 あ そ び
14:45 掃除(部屋.ホール・靴箱)
15:00 お や つ
15:15 お帰りの会
15:40 自由あそび
17:30 遊具片付け
18:00 延長保育(有料)
19:00 閉  門

課業について

☆課業(=設定保育、一斉保育)は3歳から、年齢で少しことなりますが

  • 文学
  • 音楽
  • 描画造形活動
  • 環境認識・数
  • 体育

以上の5課業を行います。小学校の「授業」のマネではなく、発達に即したことを遊び感覚で行います。

1)文 学

 文学は、何よりもまず《楽しみ》であり、《おもしろい》ことが第一義です。ですから絵本やお話を楽しんで《聴く》ことを大切にします。それ以外の、文学 を楽しむことで繊細で豊かな感性・情緒そして想像力を育てば幸いです。しかしそのことを目的とはしません。そんな『教育的効果』を考えて行いますと《おもし ろくないもの》 《楽しくないもの》になるからです。またそれをいろいろな道具を使って演じ、《観る》楽しさも育てたいと思います。さらに次には子ども自身が自分で演じる楽しさ》につなげたいと思います。

 また《ことば》は意思伝達の重要な手段の一つです。自分の考えや思いを伝えられるように、『ことばあそぴ』をとおして論理的な話しことばを育てる課業 も行います。文学を楽しみ、ことばを楽しみ。それを《わがもの》にすることを目的とします。ですから本園では読み・書くの『文字指導』は行いません。それ には教授法(指導方法)の知識と技術が必要です。しかし文学の課業やあそびの中で《読み》は結果的にできるようです。

2)音 楽

 本園では、音楽は《わらべうた》で行っています。本園では、音楽をしつけや合図・号令の手段として使うことはしません。《音楽を楽しむ》ことを本園の願いとしています。本園は以前は、楽器操作の技術習得に力を入れ、子どもを叱咤激励して鼓笛隊のまねごとをしたことがあります。(親には受けました)子どもは喜ばず、音楽を楽しみ、感覚を育てるという願いに反しましたのでやめました。そして課業としては、コダーイシステムの《わらべうた》を採用しました。日本の音楽教育に重要な影響を与えたという3つの音楽教育システムがあります。

ダルクロ−ズのリトミック、カール・オルフのオルフシステム、そしてゾルタン・コダーイのわらべうた(コダーイシステム)です。コダーイは「音楽を愛し、音楽をわかる人間を育てる」を主張し、「自国語で、自国の音楽で、音楽教育を始める」という基本的考えから子どもの音楽教育の重要性を説き、音楽教育を始める場所として幼稚園を選んだ、と言われます。日本では他に、バイオリンの鈴木慎一の鈴木メソッドや絶対音感がありますが、これらは才能教育、早期教育に結びついているようです。しかし、一般的に幼稚園・保育園で行われているのは、何の理論的根拠やシステムもない、しつけ的うた、おゆうぎです。

 わらべうたでは《肉声》で歌い、あそぴながら(手拍子、足拍子、定足み、歩き)自分でうたう歌を聞き、年齢に応じた《鼓動》 《大・小》 《高・低》の感覚を育てるように課業計画を立てて行っています。そのため伴奏のための楽器やCD等の機械音は使いません。

 しかし本園は、操作技術を自的とした楽器演奏ではなく、楽器の音の違いを楽しむ程度の楽器あそぴを行い、また散歩が楽しく、みんなの気持ちが共感し合う童謡等の《うた》もうたってあげます。テレビアニメの歌はありません。

3)描画・造形

 本園は、描画は《上手な絵》 《きれいな絵》を描くことをねらいとはしません。子どもの思いを絵で表すこと、それにはいっぱい話すことにより、具体的イメージを引き出し、それを絵で表現することが大事だと考えます。そのためには豊かな生活体験やあそぴ、豊かな人間関係を大切にし、それをお互いに話し合い、伝え合って描くことを大切にしてします。

また絵を描くしっかりした腕、手指の器用さも大切です。そのようなことを考慮した描画の課業をやりたいと思います。 また造形・工作活動は、手指の巧緻性が求められます。いろいろな素材や道具で、その特徴を知る経験、ものを作る・加工する楽しみを味わい、一つのものをたいへんではあっても、一人であるいは共同で作り上げる感激を体験できるような課業を計画します。

4)環境認識・数

 環境認識:私たちをとりまく自然環境や社会環境を、その年齢=発達に応じた認識・理解をするための課業です。自然環境では、季節、動物、植物、食べ物の栄 養・働きや味、人のからだ等の課業をします。また社会環境では、家族、社会、乗り物、さまざまな仕事・職業、さらに交通ルールや社会的決まり、生活習慣等 の課業です。自分たちのまわりの環境を、《五感を通して》実際に見たり、触れたり、聞いたり、体験する中で、今まで以上に興味を引き起こすことにそのねら いがあります。

 数:数(かず)の課業は、子どもたちの生活の中ででてくる、数、大きさ、長さ、重さなどの、数量やかたちを具体的な認識をとおして、その 年齢=発達に応じて概念的に理解することをねらいとしています。数の合成・分解は、年中児(4歳)は6まで、年長児(5歳)は10までの数です。

5)体 育

 本園の体育は、特別な体育的運動を教えたり特訓したりすることではありません。ごく自然な子どもの動き《歩く、走る、とぶ、はう、投げる等》が、その年齢=発達に応じたものになるよう、いろいろな課題をとおして、やり遂げられ、から だをダイナミックに動かすことの喜びを知ること。それがからだを動かすあそぴが深まり、拡がることにつながります。それが脳・神経・感覚をつくっていくこ とでもあります。

☆乳児(0才児)の保育で大切なのは、この世に生を受けた人間が、これから一人の人間として生きて行くうえで大切な3つの基本的なことを育てることだと考えます。

それは

  • 体づくり
  • 生体リズムに即した生活リズム(基本的生活習慣)
  • 人と人の心の通い合い(情動関係)です。

具体的には、第1によく飲み(食べ)、よく出し、よく眠ること、つまり《快食・快眠・快便》を大事にします。次に体をよく動かす遊び、特に歩くことよ りも這い這いやたかばい、歩行が確立したら散歩です。そして何をするにも《笑顔》と《ことば》を添えることです。特に人と人の関わりを育てるうえで大切な ことは、《目》で「話せる」こと、そして「ことばで伝えること」です。

☆離乳食は、ながい食生活の始まり、食に自立への第一歩、味覚を育てる出発点ですので特に大事にして、順序を踏まえじっくり丁寧に行います。その時期は生後5〜6ヵ月からとします。 なお母乳や人工乳(ミルク)から牛乳に代える時期が8ヵ月目頃からと言われていますが、本園では、アトビーなどのことを考え、1歳の誕生を迎えてからと考え行っています。☆1・2才児は、《よく食べ、よく眠り、よくあそぶ》を心掛けます。

つまり、体つくり、生活リズム(基本的生活習慣)の自立、遊びをとおしての諸機能及び 知的発達を促す保育を考えています。特に本園では、散歩や運動遊びのほか、絵本、生活を再現したあそぴ「テーマあそぴ」、わらべうたやしぐさあそびを大切 に考えています。

五感を育てる「布おむつ」と「はだし」

 人間が生きて行くうえで、まず大切なことは「五感」を育てることです。中でも最初に育てることは、気持ちがいい、気持ちがわるい、という《快・不快》が分かるということです。
ですから本園では「もらしてもサラッとしている」と いう紙おむつは使わず、布おむつを使います。そして未満児(0・1・2才)では「感覚あそび」を大切にします。同様3・4・5歳児は大地の感触をじかに味わうため子どもたちは「はだし」遊びを推奨しています。

★本園の保育の考え方は、基本的にはフランスの思想家「ルソー」と日本の「倉橋惣三」の保育・教育思想にあります。

本園の思想的根拠 その3

「知る」ことは「感じる」ことの半分も重要ではありません。

子どもたちがであう事実のひとつひとつが、やがて知識や知恵を生み出す種子としたら、様々な情緒や感受性は、この種子を育む肥沃な土壌です。幼い子ども時代は、この土壌を耕す時です。

(レイチェル・カーソン)


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