大隅北保育園のらっこ０歳児クラスだより2015年12月15日です。

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『体を動かすって楽しいな』〜こんな所にも挑戦だ！！〜

文責：石原　佳菜

　13日の子育て学習会のご参加ありがとうございました。今回残念ながら参加できなかった方々も、来年はぜひお待ちしています。日を増すごとに活発になっていくらっこ組の子どもたち。日々の成長が著しく、「昨日はこんなことしなかったのにー」と驚くことがいっぱいです。

11月、私が大隅北保育園に来た当初、外遊びでも私たちの傍からあまり離れることなく遊んでいたたいようくん。座った場所から、手が届く範囲での遊びの展開だったのですが、徐々に活動の範囲を広げ始め、11月後半には園庭奥にある砂場から保育室側までハイハイで冒険するようになりました。“おっ！どうするのかな？”といつも後を追いながら観察・・。保育室手前の階段まで来ますが、階段には少し躊躇してまたくるっと振り返り、砂場の方へと引き返すたいようくん。自分で冒険してみよう！と思う欲求が出てきたのだな〜と感じていました。

そうなれば日に日にチャレンジの幅が広がってきて、先週からは階段も躊躇なく登っていく姿が見られるようになりました。なんだか自信に充ち溢れているような、とても逞しい表情にも見えます。「登れたよ！すごいでしょ！」と言わんばかりの笑顔も見せてくれます。きっと小さな階段も子どもたちにとっては大きなチャレンジなのだろうと思います。今では園庭中を縦横無尽に動き、思い切り体を動かしています。同時に安心できる場となっているのだろう、とたいようくんの姿から心の成長も感じます。

　みにいちゃん、はにいちゃんは体を動かすことが大好き！散歩先の広場でも伸び伸びと楽しむ姿が見られます。とにかく体を動かせることが楽しいようで、とても良い表情で芝の上をハイハイしたり石垣につかまり立ちしては少し高い視線で探索をしたり・・・と、その体力には私の方が驚かされる程です。好奇心旺盛に自発的に楽しむ姿、見ていて気持ちが良い程です。全力で遊び、ご飯を食べ、消耗した体力を取り戻すかのようにしっかり睡眠をとり、また気持ちが良い程に遊ぶ二人にたくましさを感じます。

なかなか家や室内では体を動かす範囲も限られていますが、散歩や外遊びが子どもたちの活動欲求を掻き立てているように感じます。子どもたち自らが「あれは何だろう？」「あそこに行ってみたいな」「登ってみようかな」などと感じ、自然と体が動き、自分の力を発揮していくこと、とても大切にしたいことだなと思います。欲求を実現できる環境をしっかりと整えてあげながら、そこに「できたね」「登れたね」「気持ちいいね」と共感し、体を動かす楽しさをしっかりと感じていきたいなと思います。

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