こりす１歳児クラスだより大隅北保育園｜ 2015年3月3日の子どもたちの風景　

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こりす１歳児：2015年3月3日program

「ずくぼんじょみぃつけた♪」～散歩での様子～

文責：田代　美穂

「ずくぼんじょみぃつけた♪」～散歩での様子～

　いつの間にか日が長くなり、その穏やかな日差しの日に春の訪れを感じるようになりました。

早いものでこりすぐみでの生活も残すところ一か月となりました。最初はお母さんから離れられず涙がでる子どもさんもいましたが、今では笑顔で「バイバイ」と手を振ってさよならができるようになってきました。言葉もたくさん覚えお友達の名前も言えるようになり、お友達と一緒だと楽しいことも分かってきたようです。

　先日小学校に散歩に行った時のことです。出発するとあちこちのあぜ道につくしが芽を出し始めており興味津々で見つめる子ども達でした。つくしを見つけるととっても嬉しそうに「はっけん！はっけん！」と指を差しみんなに教えるゆずちゃんでした。見つける度に立ち止り「つくしんぼだね」「ずくぼんじょだね」と楽しそうにおしゃべりがはずんでいました。

芽を出したばかりのつくしだったので私が「ずくぼんじょの赤ちゃんだね」と声掛けすると、興味津々でつくしを摘もうと手を伸ばしていたせあちゃんは「あかちゃんだね」と言い、摘むのをやめてつくしの頭をチョンチョンと優しくなでていました。草花の小さな命ですがいたわりの優しい気持ちにとても嬉しく思い成長を感じました。

進んでいくうちに、いつものように、散歩しながら木蔭に隠れてかくれんぼが始まりました。後から歩いてくるお友達を驚かせようと身をひそめて待っていました。すると一緒に隠れていた、けんしくんは待ちきれなかったようで「けんちゃんここにいるよ！」と大きな声で隠していた気持ちをみんなに教えてしまいました…。「けんちゃんみんなにばれちゃったね」と思わず笑ってしまうとってもかわいい一場面でした。帰り道は「♪ずくぼんじょ、ずくぼんじょ、ずっきんかぶってでてこらしゃい♪」とわらべうたをみんなで大合唱しながらの楽しい散歩となりました。今月は春の訪れを感じながら、散歩をしたり、戸外でたくさん遊び残り少ない日々を楽しく過ごしていきたいと思います。