こりす１歳児クラスだより大隅北保育園｜２０１４年１２月２４日の子どもたちの風景　

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こりす１歳児：２０１４年１２月２４日program

「雪ってつめたいね♪」　～初めての雪遊び～

文責：田代　美穂

「雪ってつめたいね♪」　～初めての雪遊び～

　　月日の流れは早いもので本年も余すところわずかとなりました。４月当初からの子どもさんの様子を想像すると、さまざまな活動を通し子ども達は本当に大きく成長を実感することが多々あり嬉しく思います。

先日は、珍しく“雪”が降り朝から大騒ぎの子ども達でした。テンションが上がっていた子ども達とさっそく外へ出て“ギュッギュッ”“ザクザク”と足音が鳴るのを聞きながら走り回ったり、不思議そうにツンツンと指でつついたり、ギュッと握ってみたり…。

タライの中に集めた雪をスプーンで混ぜていると、ふわふわした雪はとてもおいしそうに見えたようで、♪パクッ♪と一口食べて「つめたぁ～い」と言う子ども達の声に笑顔があふれていました。初めての冬ならではの感触を体で味わうことができました。

雪の冷たさに慣れてない子ども達の手は、真っ赤になり始め、次第にジンジン…とかじかんできて「つめたい…」「もうお部屋帰る…」と涙顔…。泣いたり笑ったりの初体験となりました。

最近の子ども達は、個人差はありますが“自分でできる”ことの喜びを感じているようです。そして同時に“なんでもやってみよう”とする姿が日々みられるようになり、つい手を貸してあげたくなる時でも「頑張れ?」と応援し見守る関わりが増えてきました。

一方で、できる事でも「やって！」と甘えてきた時には、その気持ちに応じながら、温かな関わりをしています。こうした保育者との関わりが基盤になり最近ではお友達を思いやる気持ちが少しずつ芽生えてきているようにおもいます。そして、この時期の子ども達は、成長と共に少しずつ自分でできる力がついてきています。側面から見守り、できた時は一緒に喜びながら、満足感や自信につなげる機会を大切にしていきたいと思います。

　今年も保護者の皆様には職員一同大変お世話になりました。そして、たくさんのご協力ありがとうございました。年末年始はゆっくりと過ごし、年明け１月５日からまた、元気な姿でお会いできるのを楽しみにしています。