こりす２歳児クラスだよりスイミーこども園｜ 2019年7月2日の子どもたちの風景　

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こりす２歳児：2019年7月2日program

「自分たちで脱いでいきながら」～自立へと少しずつ～

文責：長沼

　先週は雨が降ってなかなか外に出れない日もありました。今週も雨の予報が出ていますが子どもたちと室内での遊びを楽しんでいきたいと思います。

雨模様でも少しでも雨がやむと「プールしよう」と水着へと着替えていく子どもたち。着脱するときに自分で服も脱いでいきます。汗で思うように脱げないと「手伝ってください」「脱げない」といってきます。「袖のここを引っ張ってみて」などと少し手伝うとその後をまた自分たちでしていきます。

子どもたちの服はまだ脱ごうとする中でどうしても裏返しになっていることがほとんどです。しかし、「自分のことを自分で」という気持ちが１歳児の時より大きくまた着脱していくための腕などの動かし方を身につけてきているのを感じます。大人にしてみれば簡単な動きでも子どもにとっては思うようにいかなかったりします。

「こうやったら脱げるかな」「ここを持ってみたら」と子ども自身が大人の援助を貰いながら少しずつ身につけていっています。脱いだ服を袋に入れていくので裏返しの服のままになっていると思います。裏返しになった後の服を少しずつ戻していくことを伝えていっています。帰りの会に籠の中のパジャマの畳み方を見て一緒に整頓したりもしています。

「出来たよ」と畳めた時の表情はいい笑顔を見せてくれます。先にすべてしてしまう前にまずは子どもたちが取り掛かろうとする姿勢を「待つ」ことを大切にしていきたいと思います。ぜひご家庭でも子どもの着脱時の様子を見ながら、一緒に「こうして脱げるかな？」など声をかけてみてください。