こりす２歳児クラスだより大隅北保育園｜ 2017年9月19日の子どもたちの風景　

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こりす２歳児：2017年9月19日program

子ども達の成長　～食事風景より～

文責：大角千代美

　上記の写真は４月当初の子ども達のスプーンの握り方の一例です。ほとんどの子が下からのグー握りで手掴みも多くなかなか上手くスプーンを握れなかったのですが、今は下記の写真の様に上達してきています。「ねえ、こうでしょう。」「これで合ってる？」と訊ねながら食べる子ども達に毎回言葉だけで伝えるよりも私自身も同じスプーンを使って食べる事で子ども達に確実に目からの認識ができるのではと思い、９月より私も同じスプーンを使用して一緒に食事を摂るようにしました。

すると初日は不思議そうに私の顔や手先を見る子ども達でしたが次第に「いっしょだね」「こうだよね」と言いながら自分で私の握り方を見て意識する姿が増えてきました。私が一回一回「こうだよ」「違うよ。反対だよ」と声掛けしなくても自分の目で見て確認しながら食べる様になり、私が魚を食べると魚を食べ、ご飯を食べるとご飯を食べる。

汁を飲むと今度は汁に手をかけるなど私の真似をしながら自然と三角食べになっている姿もあります。口やかましくなると食欲もなくなり、楽しいはずの食事も嫌な時間となってしまうので百聞は一見にしかず。目で見て確かめる事が出来る事で上達に繋がっている様に感じます。

ご家庭ではどうでしょうか？正しいスプーン握りが出来る様になるといよいよ箸への移行になります。ご家庭でも正しいスプーン握りができているか見守りながら声掛けをしていただけると助かります。