こりす２歳児クラスだより大隅北保育園｜ 2017年9月12日の子どもたちの風景　

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こりす２歳児：2017年9月12日program

笑顔でお弁当　～お弁当の日より～

文責：大角千代美

　前日がものすごい雨で心配された天気も嘘のように晴れ上がり、絶好のお弁当の日

子ども達は元気いっぱい「どこでお弁当食べるの？」「川で食べるんでしょう」「川ってどこ？」とたいよう君は話をしながら歩きます。

目的地は一年前にかもしか組と散歩に行った水源地ですがその時は身体も小さく荷物もなかったけど帰りは疲れが出て歩かなくなった子もいました。今回も無事に歩きつくか少し不安もありましたが木陰が多く、途中に湧水が出て遊べるので水源地まで行く事にしました。

季節の歌やわらべ歌を歌い、木漏れ日を喜んだり、ひんやりした風に気持ちよさを感じながら先を急ぎます。時々カラスが鳴くと「カラス、カラス」と叫んだり、トカゲを見つけては「しっぽがきれい。」「どこ行く、どこ行く？」と追いかけ、車が近づく音に「何の音？」と反応したりと雨上がりのつるつるした道を歩いて滑ったり、石のゴツゴツした道を歩いて痛さを味わったりしながら五感をしっかりと使って歩く子ども達の姿に一年前の幼い姿はありません。はにいちゃんが転んで泣き出すと「大丈夫？」と近寄り腕を支えては抱き起そうとする優しさや膝の擦り傷を見ては「先生、血が出てるよ」と教えるみにいちゃんの姿に成長が感じられます。

湧水を触っては「冷たい」「気持ち、いい」と喜ぶ子ども達ですが水溜りの中に入って遊ぶ子はいません。靴が濡れると後で歩きにくく，気持ち悪いことをしっているのでしょうね。いつもなら真っ先に水遊びを楽しむ子ども達なのに場所の違いが分かってきたのかなとここでも成長を感じました。園を出発して１時間１５分、無事に水源地に到着すると「お弁当」「お弁当食べたいよ」シートを広げるやいなや弁当を取出し食べ始める子ども達。