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大隅北保育園のこりす2歳児クラスだより2017年8月1日です。

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こりす2歳児:2017年8月1日program

    

「できない」「手伝って・・」 〜着替えの様子〜

文責:大角千代美

 暑い日が続いていますが、子ども達は元気いっぱい、毎日プールや水遊びを楽しんでいます。

朝の会が終わると早速水着にお着替え。汗ばんだ身体に水着を着るのは小さな年齢の子ども達には至難の業。Tシャツの裾を上手く持ち上げられない子ども達は「できない、できない」と叫び始めます。胸のあたりまでは持ち上げられてもそれからが上がりません。

なんとか身体をひねりながら頭までクリアしても今度は背中側に回ったシャツを腕から離せずに「できない」「できない」と訴え、しまいには泣き出す姿も。早く水遊びがしたい気持ちが先走り汗ばんだ身体が邪魔をして思う様に服が脱げない子ども達。大人がすぐに手を出さずに見守っていると困っているるなちゃんの姿を見て自然とシャツを引っ張って脱がしてあげようとするはにいちゃんの姿がありました。

誰から言われたわけでもなく手伝ってあげたい気持ちになったのでしょう。「すごいね〜」「見て見て、お友達のお手伝いをしてくれているよ」と声をかけると子ども達の手が止まり、視線が動きます。(なるほど)と納得するかの様に今度は「手伝って」「誰か、手伝って」と言葉が出ていました。すると困っている子の後方に周り、脱げない腕のシャツを引っ張って脱がせてあげる姿がありました。

先日、プールから上がった時に上手く身体を拭けない子ども達に「お友達の背中を拭いてあげてね」と言葉を掛けたところ、自分の事はさておき次々に友達の背中を拭き始める姿がありました。それがまた面白くてみんなが縦一列になって「キャッキャッ」言いながら電車遊びになって拭き上げを楽しんでいました。

友だちを手伝ってあげたい気持ちは子ども達の日頃の経験や関係から築かれたものだと思います。今までは出来ないと大人の傍に来て「できない、できない」と助けを求めては泣き叫んでいた子ども達が少しずつ友達と助け合ってなんとか自分でやり遂げようとする姿が増えてきました。もちろん時間はかかりますが自分でやる気持ちを大切に出来なくても最後まであきらめないで頑張れるように励ましながら「できた」「できる」という自信に繋げていきたいと思っています。自宅ではなかなかじっくりと子ども達のペースで着替えに取り組む時間は少ないと思いますがお風呂時間だけでも、着脱に取り組めるようにお願い致します。

☆お願い☆

 排泄の失敗が少なくなり着替える回数が減ってきました。着替えの枚数を調節していただけると助かります。また、ロッカーの高さが子ども達の頭よりも高くてカバンが大きいと取出しが困難な状況が見られます。着替えの量が少なくなった分、カバンの大きさも調整していただけると助かります。

〈今週の予定〉

2日(水)文:紙芝居 3日(木)わらべうた 4日(金)描:ボディーペインティング 5日(土)合同散歩 7日(月)手:洗濯遊び 8日(火)小運動会



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