こりす１歳児クラスだより大隅北保育園｜２０１６年５月２４日の子どもたちの風景　

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こりす１歳児：2016年5月24日program

～散歩より～

みんなそれぞれに

文責　大角　千代美

　朝の会が終わると靴箱から自分の靴を取り出し、ベランダに座って待っているるなちゃん。散歩に出かけることがわかり、早々に準備しています。次々に靴を持って集まってくる子ども達。散歩が大好きです。門扉を開けるとすぐ傍に側溝に繋がる水溜りがあります。タイミングが合うと排水が大きな音と共に流れてきます。上から頑丈な格子の鉄策がかぶせてありますが，この鉄柵の穴が子ども達にとっては楽しみの場所。流れてくる水はもちろん、小石や砂、草木を落として楽しむ絶好の遊び場です。５人が揃って座り込み覗いては手にした物を落としていきます。

「わあ～。わあ～」と声を発しながら落ちた物の行方を見守ります。ちょっと先の方まで足をのばして散歩したい私の考えとは裏腹に，なかなかその場を離れない子ども達。「牛さん行ってみる？」「２歳児さん、行っちゃたね・・みんなも行ってみる？」等と声かけしながら興味を持たせて出発しています。堀切建設の入り口まで来たのにまたもや後退していくかなた君。２歳児の姿を確認に戻っていきました。誰もいない門扉を見つめて「いないね」とちょっと寂しそうです。

みにいちゃん、はにいちゃんは大好きな堀切建設の木戸をどんどん中に入っていきます。太陽君はその場に座り込み砂遊びしながら二人を待ちます。五月晴れの空をこいのぼりが気持ちよく泳いでいると指をさして「こいのぼり・・」と叫んでは「バイバイ」と手を振ったり、ちょうちょやてんとう虫、だんご虫を見つけると手で触ったり足で踏みつけてみたりと子どもたちの興味や関心は無限大です。

　最近は歩き方も上手になりました。やみくもに歩くだけではなく、危ないときにはとっさに立ち止まれるようなテクニックも身につけられるように遊びながら散歩を楽しんでいきたいと思います。