こりす１歳児クラスだより大隅北保育園｜ 2016年1月12日の子どもたちの風景　

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こりす１歳児：2016年1月12日program

新年あけましておめでとうございます

文責：山角　沙織

　年明け最初のクラス便りとなりました。年末年始を家族と過ごし子どもたちが保育園を楽しいと思ってもらえるかな？と思いながらの保育初めでしたが「おはよー」と元気に声を返してくれたり抱き付いてきてくれたりと子どもたちに今年もたくさんの笑顔と元気をもらいながらそれが子どもたちにも返せて行けたらなと思います。今年もよろしくお願いします。

お正月休みを過ごし、多少生活リズムの崩れがみられたものの子どもたちの生活リズムも徐々に戻りつつあるようです。先週は、園でロタウイルスが発症したので規則正しい生活の元負担なく元気に過ごせたらと思います。体調の変化など見られたときは口頭や帳面にてお知らせください。

好きな物を描こう～クレヨンを使って～

　子ども達が参加する朝の会で絵を描くことを伝え、体操に誘っている間に他の保育士が準備をしているとしゅんたろう君は待ち遠しいようで「ねえ、描き描きしないの？」と声を掛けてきて楽しみにしているのが伝わってきます。そして準備をしている事が分かると「みんな！描き描きするよ」と声を掛けてくれその声に皆の視線が集まり描きたい気持ちがとても伝わります。

今までは、プチマジックやタンポを使っていましたが、今回はクレヨンを用意してみました。自分のマークの席についたところで順番にクレヨンを渡すとだいや君とりゅうのすけ君は自分から席を立ち、自らクレヨンを取りに来ました。上から握るだけだったプチマジックと違い握り方から戸惑いが見られました。そこで、描くことは手や腕を使う事、握り方にもつながるなと改めて気付くことでした。

手を添えて一緒に握るとクレヨンを動かし画用紙に大きく描けていました。「たくさん描けたね」と声を掛けると「りりちゃんのうさぎよ」と描いたものを教えてくれました。そこから、自分の描いたものを指さしながら思いを伝えようと次々に声があがりました。口に入れて確かめる事をしたり、手についた色に夢中になり眺めてみたりと最初は道具を知る事から始まった描画も今では、どんなものか分かりなぐり描きしたものを物に例え楽しむようになりました。

そこには、一人ひとりの思いがあり、こんな風に描けたのだなと喜びがあります。形から何となく伝わる事も増え、うちの子たち天才！と思わずにはいられない瞬間です。帰りの会で一枚ずつ絵の発表をするとまた自信に満ちた表情を見せてくれる子どもたちです。出来た喜びを受けとめ，また一緒に喜び，自信へとつなげていきたいと思います。今年も、一つ一つの事に共感しながら成長を見守っていきたいと思います。