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大隅北保育園のこりす1歳児クラスだより2016年2月23日です。

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こりす1歳児:2016年2月23日program

    

滑り台で遊ぼう 〜怖いけどやりたい〜

文責:山角 沙織

 園庭の固定遊具で人気なのはすべり台とブランコです。そんな子どもたちの好きな遊具が支所に出来たので最近の散歩は公園目指してのコースが子どもたちに大人気です。

先週の弁当の日にどこに行こうかとなったものの、迷わず公園に行って遊ぼう!となりました。この日は前日より寒さも戻りどうかな〜と少し心配はあったもののお弁当を持っての登園は子どもたちのパワーであり「べんとう!」と嬉しい様子が体全体で伝わります。

しかし、風が強いから支所で食べるよりは園に戻ってと思ったものの一心同体の体とリュックは離す事が出来ずそれぞれが背負っていくことになりました。もちろん、私たち大人も一緒です。背中に自分のリュックを背負い出発する中で「今日のお弁当何が入っているかな?」と言えば「おにぎり」「いちご」と元気いっぱいの大きな声で返ってきました。

途中、「モーモーさんにあげようね」と葉っぱとりが始まり牛舎によって牛に草を食べている時ももちろんリュックは背負ったままです。牛に夢中になる中で「あっ、どこにいくんだったけ?」と聞けば「公園!!」と返ってきて目的地目指して歩き出そうとする子に「皆で行こうか」と声を掛ければ「みんな―!行くよ」と声を掛けあう姿がありました。

目的地が見えると先を行く子を追いかけ「待ってー」と走り出すほどでした。公園に着くと納得したかのように皆リュックを下し思い思いに遊びだしました。遊具の一つに滑り台があります。園庭の滑り台も高さがあるのですが毎日遊ぶ中で滑り方も安定しています。しかし、まだ慣れない新しい滑り台は戸惑う姿が見られました。

 写真のこうが君は自分から登ったものの上まで行くと「こわい」と言って体が固まってしまいました。そして、後ろで自分の番を待つのあちゃんは押す事もなく待っています。私たちが下から声を掛け「大丈夫だよ」「ゆっくりおいでね」と励ますとそろりそろりと手にしっかり力を入れ足にも力を入れゆっくりゆっくり滑る事が出来ました。

滑り終わると上にいた時とは全く別の表情でやりきった喜びが溢れていました。「すごいね!やったね!」と手を差し出せばハイタッチが返ってきましたよ。すると、周りで見守っていた子どもたちからも拍手が起こりまた、滑りに向かっていました。

色々な遊び方を知るには実体験が大きいと思います。私たちも自分時代の経験から滑り台の滑り方を身をもって知っていると思います。子どもにとって怖いという思いを感じる中で乗り越えて欲しい。

楽しんで欲しいと思う事も子供時代の経験からなのかもしれないなと思う事でした。危なくないかな?と心配になる事もありますが遊びの中から自分たちで体の使い方を学び逞しくなっています。たくさん遊んだ後は、お楽しみのお弁当でした。今回も忙しい中の準備ありがとうございました。

(今週の予定)

24日(水)[描]自由画 25日(木)【手】ひも通し 26日(金)【体】マット 27日(土) 散歩 29日(月) 合同散歩     



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