かもしか3.4.5歳児クラスだより大隅北保育園｜ 2016年12月20日の子どもたちの風景　

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かもしか3.4.5歳児：2016年12月20日program

描く楽しさ～まあ、お楽しみに～

文責：山角沙織

　毎月の活動の中に描画があります。描画の中では自分でイメージしたものを表現することで，自分の描きたい物を皆に受け止められることに喜びを感じている姿に成長を感じます。３歳児さんはなぐり描きから物の様子を捉え友だちの顔を描くことをした時には目や鼻、口などどんな風になっているかを自分で表現することに私自身が成長を感じ凄い！凄い！と感動したとこでした。４歳児の中には友だちはどんな風に描いているのか気にしながらも，自分が感じたことを描き出来上がった絵を見せる事に自信が見られました。５歳児は、自分の好みが出てくる姿もあったりする中でしっかり描き上げる丁寧さがあります。

こうした年齢ごとの変化がある中で先日は、祥子組と山角組に分かれて担任の顔を描いてみようとなりました。子どもたちからは「いいよ」「描く描く」と気持ちの良い返事が返ってきて早速分かれて描き始めました。描き始める時にも「好きなとこで描こう」誰と描こうか自然と誘い合う姿が見られました。皆の場所が決まると私に「何かポーズとって！」と声が掛かりました。

私がポーズをとると次々に注文がつき「そうそう」「他のポーズ」と次々に体制を変えると，皆と共に大笑いでした。そして、最後に「止まって見せて」と子どもたちからの真剣な表情に描く気持ちが向いていました。最初から皆が描くことを楽しむばかりでなく最初はあまり自分から描きたがらない子もいました。そんな時それはなぜかな？と考え一緒にその物を確かめたり，皆でどうなってるか確かめることを繰り返すうちに描くことに抵抗も見られなくなりました。むしろ、楽しさ喜びが出てきて描いている途中に「見て」と声が掛かる事もあります。

また、年長児の莉子ちゃんと百花ちゃんは私をじっくり見て他の子が描き終わっても集中が切れることなく描き上げていました。描き終わった朋樹君、槍志君は側で見守り「すごいね」「色とか綺麗だね」と感想を言い合っていました。人に見られることに恥ずかしさや不安が出てくることもある中でもたくさんの人に見られ褒められることで描いている表情や描きあがったものを見せてくれる表情には自信が見られます。写真を撮る時にはどの子も描いたものをしっかり見せてくれました。これからも、豊かな表現になるように描くことを楽しんで行けたらと思います。