かもしか3.4.5歳児クラスだより大隅北保育園｜ 2016年12月13日の子どもたちの風景　

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かもしか3.4.5歳児：2016年12月13日program

「ゆうりちゃんは？」「ふうかちゃん！」～人と思いを共有する・人と関わるあたたかさを知る～

文責：豊永　祥子

　１１日の子育て学習会は，多くのご家庭に参加していただき有難うございました。天候にも恵まれたなかで普段なかなか経験できないことを経験できたのではと思います。こういった経験が子どもたちにとって生活の知恵、生きる術へとなってくれたら幸いです。

　また、インフルエンザや嘔吐下痢症などの感染症が流行する時期でもあります。早寝・早起き、栄養の摂れる食事（ご飯・味噌汁・おかず）、水分補給、手洗いうがいの徹底をご家庭でもよろしくお願い致します。

「ゆうりちゃんは？」「ふうかちゃん！」～人と思いを共有する・人と関わるあたたかさを知る～

　園庭あそびをしていた時のことです。年少児のあおいさんが私のところに走ってきて、こう尋ねました。「ゆうりちゃんは帰った？」最近になって二人で手を繋いで、あそぶ姿を頻繁に見るようになってきていました。もう、お迎えが来た事をあおいさんに伝えると、「そっか。」と言って、少し寂しそうな表情を見せて、またあそびに行きました。

せあさんは、外に出るとと同時に「ふうかちゃーん！！」と言って、二人で砂場のところに走って行き、ままごとあそびが始まりました。二人顔を見合わせて笑いあって遊ぶ姿がとても微笑ましかった場面でした。

縦割り保育で大切にしていることは、異年齢での関わりと横との繋がりです。友だちと関わっていくなかで、自分の思いが通らなかったり、相手と意見をぶつけあったり、そのなかで自分自身のことを知り、相手のことも理解していく。年上のお兄さん・お姉さんに憧れを持ち，自分よりも年下の友だちのことを気掛けていくことで、奉仕の心も育まれていくのだと思います。