かもしか3.4.5歳児クラスだより大隅北保育園｜ 2016年11月29日の子どもたちの風景　

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かもしか3.4.5歳児：2016年11月29日program

青空給食～気温の違いと友だちとの時間～

文責:山角　沙織

　先週は、日に日に寒さを感じ季節の移り変わりを感じるようになりました。子どもたちとの挨拶も「寒いね」と言葉が出たりし保護者の方々との会話にも「寒くなりましたね」がよく交わされるようになりました。しかし、子どもたちを励ますようにまた、自分自身にも言い聞かせるように「今から冬が来るんだよ。まだまだ！！」と声を掛けると「そうだ！頑張るぞ！」と朝一番の係活動にも気合いが入り皆で協力して過ごしています。

先日、裏庭掃除をしていた煌仁君から「先生、後ろに大きなきのこがあるよ」と言われ見る前には「危ないかもしれないから触らないでね」と伝え，後から一緒に見に行くと去年は不作の椎茸が出来ていました。椎茸と気付かない子どもたちからは「毒キノコかも」「えっ、誰が触る？」「触ったら危ないから先生にしてもらう？」と慎重に観察していました。散歩先でも見かけたことがある事を伝え，食べられることを話すと「椎茸なの？」「採ってもいい？」と先ほどまでと打って変わって収穫したくてたまらない様子でした。

自然と手にするときは「皆、一人一個ね」と声を掛けあい「さっきとらなかった？」と確認したりして皆で収穫しその後の給食では味噌汁に入っていたりとまさかの毒キノコかも？から美味しい発見となりました。そして、この発見を機に裏庭掃除の一つに椎茸パトロールが加わったようでした。

青空給食～気温の違いと友だちとの時間～

　寒さを感じる中でも太陽の暖かさはそれをも吹き飛ばしてくれ、室内で過ごすより外の方が暖かさを感じた金曜日に青空給食を提案してみました。するとすぐに子どもたちも乗り気になりました。外で使う道具の準備や何が必要か保育者と考え皆で取り組みました。

いつもはグループで食べる食事も特別に好きな所で好きな人食べよう，となると互いに声を掛けあい席についていました。その日は、風がなくお日様を浴びると天然の暖房でした。子どもたちの外で食べるのと部屋で食べるのどう？と聞くと「涼しい」「気持ちいい」などど笑顔と共に声もしっかり返ってきました。肌で感じる違いを確かめ違いに気付けるようにこれからも働きかけていきたいです。また、食事中についついお喋りに夢中になる姿がみられます。