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大隅北保育園のかもしか3.4.5歳児クラスだより2016年9月27日です。

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かもしか3.4.5歳児:2016年9月27日program

    
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 台風の後の散歩 〜目で見て感じた事〜

文責:山角 沙織

 先週は、台風16号が鹿児島に上陸し大変な思いをした家庭も多かったと思います。登園できた子どもたちも「台風すごかったね」「電気がつかないんだよ」「ご飯がなくてパン食べてきたよ」等など思い思いにいつもの日常と違う事を感じたくさんの声が聞かれました。園庭にも台風の影響で木の枝が折れ,たくさん散らばっており後片付けをしようとなるといつもの係活動の成果が出て皆が協力してくれました。

しかし、いつもは竹ぼうきを使うところを今回は折れ落ちた枝をほうきに見立て掃きだしました。いつもと勝手が違うのか中々集まらないのも分かり,時間もかかるもののあるものを使って代用する楽しさを感じているようでした。そんな中、かさぎ保育園では断水と電気もきてないと連絡が来て急遽一緒に過ごす事になりました。


そこでも、自分の置かれた環境に重ね合わせるかのように「水が無いと大変だよね」と思いやる言葉も聞かれ理解し合う姿がありました。北保育園とかさぎ保育園の皆で台風の跡を見に行こうとなり,勝手知ったる北保育園の子どもたちはいつもの様子を頭に入れ園周辺を案内すると,畑の草が倒れていると「風が強かったからだ」となぜ?と思う事を自分たちで解決するように進んでいきました。カニ方面に進む手前にくるとそこは竹も倒れ杉も倒れて・・と人が通る事が出来ませんでした。道路の端には土砂が流れていました。

台風は雨が降って風が強いことは分かっていてもそれが、大きな木をも倒す力になる事に皆黙って見入っていました。台風が起こした自然災害はいつもの自然いっぱいと違う事に自然と元気までなくなるような雰囲気を感じたので,少し流れた土砂の色の違いを見る事にしました。園庭にあるサラサラ砂とは違い粘土質で触れば固まる事を知り硬い団子作りが始まりました。

いつもは見えない土の層も台風で見る事が出来、触る事が出来また、土の違いで遊びになる事も知れた機会になったかと思う事でした。日々の中で自分の体験こそ知りえた知識になる事、あそび場の自然には怖さもある事、今目の前にある自然との関わりをこれからも大事にしていきたいと思います。安全には十分気を付けて一緒にたくさんの今を見ていきたいです。

(今週の予定)

28日(水)合同保育 29日(木)造)色水作り 30日(金)わ)ねこがごふくや 1日(土)散歩  3日(月)体)かけっこ 4日(火)造)折り紙 



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