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〒899-8422 曽於市大隅町坂元481-31
文責:山角 沙織
先日、支所に散歩に出かけました。この時期、子どもたちの人気の遊びはプールと虫探しです。散歩に出るとなると男の子たちは虫を捕まえる事を想定して虫かごを用意しています。
暑さを考え時間配分や水分補給を伝える中で、もう気持ちは虫探しに夢中で我先にと園庭に並びだしていました。嬉しい気持ち、楽しい気持ちは十分分かるもののこの時期だからこそ危険もある事を伝え、まずは自分の身支度を整えようと話しました。
まだ、自分の事より相手に目が向き自分が済ます前に相手のしていない事を言い合う姿もみられるものの、今後まずは自分の事がしっかり出来るようにと伝えているところです。皆の準備が整い出かけると、道中も会話で賑やかでした。
支所には小さな遊具の公園もあるのですが、一歩草の中に足を踏み入れるとバッタが飛び出していました。装具をつけている朋樹君は皆より近い場所で目の当たりにして大きな声で教える姿が見られました。そんな中、桜の木を見上げていた子から「なんかいたー」と声があがると皆の視線は一気に上に向きました。3歳児も指を差し「ほら!いたよ」と参加しています。
皆の視線の先にはセミの抜け殻がありました。大人には見慣れたものでも子どもにとっては大発見で「セミの抜け殻だよ」「セミの洋服が脱げてるんだよ」と皆の知識が飛び交います。そして手にしようと手を伸ばすものの誰も取れません。
「先生、とってー」と声が掛かったものの私も少しの演技で手を軽く伸ばし「届かない」というと次に別の木を見ていた子から「こっちにもいたー」と声があがりました。そこでは、宏樹君が木の枝を引っ張り蓮君がジャンプして翔太朗君が落ちた抜け殻を拾うという見事な連係プレーが見られ見ていて“やるな”と感心することでした。
集めた抜け殻から数え方や何匹いるか数を確かめたり皆が一つになる時間でした。子どもたち一人ひとりに出来る事、皆が認める素敵なところがあります。その良さを皆で認めどんな自分でも素敵な自分と思え、共有する時間を大事にしていきたいと思います。
セミの抜け殻からたくさんの姿を見せてくれ、また次の機会にカブトムシを狙いたいと思います。毎日が子どもたちに刺激があり元気に満喫できるように・・と思います。
≪お知らせ≫
・かもしか組よりおたふくかぜが発症しています。潜伏期間が2週間ほどあるのでお子さんの様子で気になるとこなどありましたらお知らせください。また、症状が似ている場合には病院受診をお願いします。
(今週の予定)
3日(水)高齢者交流(七夕飾りつくり) 4日(木)体)プール 5日(金)わ)ドッチンカッチン 6日(土)散歩 8日(月)小運動会 9日(火)描)観察画
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