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大隅北保育園のこりす2歳児クラスだより2015年1月20日です。

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こりす2歳児:2015年1月20日program

    

冬だいすき 〜池の氷〜

文責:大角千代美

 この季節、朝は特に寒さが厳しく、水溜りには氷が張り、場所によっては霜柱も立っています。霜柱や雪、氷のように、冬でないと実際に自然の中で手や足に触れて遊べないものがたくさんあります。氷や霜柱に興味をもって触ると、「冷たいっ!」と言って手を引っ込める子や、手にとって感触を楽しんだり、手の平に載せてあげると少しずつ溶けて水になる様子をじーと見ています。短い時間でも冬の自然に触れる機会を作ろうと小学校まで池の氷を見に行きました。池の氷を見つけ「氷があったよ」「早く、早く、氷があったよ」と大騒ぎ。すかさず池に手首まで突っ込んで氷を取って喜ぶ子ども達。

しかし、中にはあまりの冷たさに「冷たいよ」と手をひっこめる子どもも。頑張って自分で取ろうと何回も挑戦しますが、途中で氷が割れてしまい断念。「冷たいから取れない・・」「やっぱり、冷たい」「先生じゃないと取れないよ」と援助を求めてきます。厚さ1〜2ミリの氷を割らずに池の中から取り出すことは大人の私でも浮き草が絡まり、上手く取り出せません。氷が小さいと「大きいのがいい」「大きいのちょうだい」と不満を漏らします。

両手を使い大きな氷を持ち上げると「ちょうだい」「ちょうだいよ」「・・・のがない」と奪い合いが起きます。持ち上げる瞬間に割れてしまうと「あーぁ、割れたね」と残念な表情を浮かべる子ども達。それでも割れてしまった氷を持ち上げて透かして見たり、池に投げ入れて水しぶきを楽しむなど探究心や創造力も旺盛でちょっとぐらい声を掛けても聞こえないほどに目を輝かせて没頭していました。

冬期ならではの自然や子どもの興味をもった物への自由な時間をとっていきたいと思います。

<今週の予定>

21日(水)文:ビッグ絵本 22日(木)描:プチマジック 23日(金)手:スタンプ 24日(土)合同散歩 26日(月)わ:なべなべ 27日(火)体:三輪車



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