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認定こども園かさぎは鹿児島県曽於市にある施設です。

トップ > 2014年目次 > かぺら・べなれす3.4.5歳児 2014/12/2

「へへ。やろっか」class news


「へへ。やろっか」〜通じ合う気持ち〜

文責:折口 美紀

 いよいよ12月に入り、早いもので今年も終わりが近づいてきました。年が明ければ、修了・卒園まではあっという間です。3・4・5歳児27名が一緒に過ごすのもあとわずかと考えると寂しさも感じつつ、この仲間たちと過ごした日々がよりよいものになったと子どもたちが思ってくれたらなと願います。

さて、そんな集団活動の中で思いやりを持った行動、相手の気持ちを考えることを常日頃子どもたちと話し合ったり考えたりすることがあります。そんな中、ある朝の出来事でした。いつものように係活動の時間となり、庭掃除だったきゅうりグループのほのかちゃんが1番にほうきを取り出しはき始めました。次に荷物を片付けてから部屋から出てきたそなちゃんもほうきを持ち、まだ二人しか登園していなかったので協力して進みます。

技術も上達し、安心して見ることのできていた光景だったのですが、ふと見ると今まで順調に進んでいた二人が押し合ってもめていました。しかし、原因となる《何か》についてもめるのではなく、互いに進もうとするところを押し、また押し…と次に進めない状態となっていました。

しばらく様子を見ていましたが、「なんで」という言葉は出てくるものの具体的口論までには発展せず、互いににらみ合う状態に…すると二人が「へへ」と笑い出しました。お互いの顔を見て笑い合う二人。そして何事もなかったかのように「掃除しよっか」とまたはじめたのです。しばらくして「さっきどうしたの?」と聞くと、また二人は笑い合い「あのね…」と理由を話し始めました。話したのはそなちゃんです。

ほのかちゃんがはいているすぐ横からはきはじめたことにより、進みずらい・ほうきがあたったという所から始まったようでした。「もういいの?」と聞くと「うん、だってね、ほのかちゃんがぷぷって笑ったからね、そなも笑っちゃった」と、二人は顔を見合わせて楽しそうに笑っていました。今までぶつかり合うことで中々相手を受け入れられなこともあった5歳児。

互いに理由を深く追求し「なんで」の繰り返しもありました。もちろんその中で解決に至ることも必要なことだと思いますが、こうやって互いにふと心を許せる気持ちがあることも大切なのではと思いました。

にらみ合ったり、責め立てるような相手の見方ではなく、相手をすっと受け入れておおらかな気持ちをもつことも人との関わりで重要なことだと思います。今回のことを私自信も優しい気持ちで見守ることができ、こういった経験も大切だなと感じました。一緒に過ごせる残り少ない時間の中で、そういった仲間をたくさん作ってほしいなと思います。

(今週の予定)

3日(水) 文学:言葉あそび 7日(日) 成道会マラソン大会 4日(木) 環境認識:私の友だち 8日(月) わらべうた:鼓動・内的聴感 5日(金) 造形:小麦粉粘土 9日(火) 小運動会:マット・跳び箱 6日(土) 散歩/クッキング(5歳児)