繰り返しの世界 〜012歳〜
文責：假屋由美子
きらきら 7月号
０１２歳児の月刊誌を頼むと、右の絵本のような繰り返しの言葉が中心の絵本がたくさんあります。子どもたちは、絵本と出会うとき必ずと言っていいほど繰り返しの言葉の絵本に出会います。大人が読むと「何が面白いのかな？」という内容ですが、子どもたちは言葉の感じや大好きな人に読んでもらえる絵本のことが本当に好きになり何度も「読んで」と持って来るようになります。
絵本が好きになると、言葉もたくさん習得するようになり、また小学校にあがる前では文字に興味を持つようになります。それは、小学校の国語でも役に立ち文章を理解する力へとつながっていきます。
しかし、「私の子どもは絵本よりもテレビが好き」という方が時々いらっしゃいます。たしかに子どもはテレビがついていると、テレビに食いつき見ているように大人は感じます。しかし、残念なことに子どもがテレビを見る原因は「光るもの・音がするもの・動くもの」を自分の身を脅かす危険なものをしてみているからです。
危険なものだから、目で追わなければならない。それが人間の本能なのです。それを大人が都合のいいように「テレビが好きだから」とテレビ漬けにしてしまっているのです。
どうか、保護者の方には「危険なもの(音)」ではなく、「心地のいい音(よく聞かせ等)」にたくさん出合わせる機会をつくってあげてほしいと思います。絵本選びに困られている保護者の方がいらっしゃいましたら、是非職員にご相談ください。
8月の予定
2日(金)七夕飾り作り(高齢者交流) 16日(金)お弁当の日 5日(月)小運動会 20日(火)誕生会 6日(火)避難訓練(消防署依頼) 23日(金)クッキング 9日(金)学童キャンプ
社会福祉法人笠木福祉会
スイミーこども園
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