大隅北保育園のかもしか3.4.5歳児クラスだより2018年12月11日です。

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焼き芋〜経験を確かな知恵に〜

文責：山神　寿江

　先週は前半半袖でも過ごせるほど暑い日々ですが、後半はやっと冬らしさを感じる寒い日々となりました。急な寒暖差に体調など崩されていないですか？今週も寒さが予想させます。引き続き規則正しい生活にご協力ください。この寒さと向き合い子どもたちと元気な日々を過ごしていきたいと思います。

焼き芋〜経験を確かな知恵に〜

　先日の寒い日に「みんなで焼き芋パーティーしよう」と盛り上がり焼き芋大会が始まりました。今までの経験もあり、焼き芋の準備をスムーズにする年中・年長児さん。年少児さんも見よう見まねで準備します。最初は芋をまいた新聞紙を濡らしすぎたり、うまく新聞紙やアルミホイルを巻けず、芋が見えている状態の事が多かったのですが、繰り返しの中で少しずつ焼き芋の準備方法を学んでいく年少児。

年少児の姿を見て「こうやって巻けばいいんだよ」「そしたら芋が見えないよ」など優しく教える年中・年長児の姿に私たち大人がすべてを教えなくても子どもたち同士教えあい、学ぶことも多いのだと改めて思うことでした。

焼き芋の準備を進めますが・・・火を焚いているときに天気はどんどん怪しくなり、小雨もパラパラ。すると「ちちんぷいぷい雨をやめ〜」とだいやさん。その言葉を聞きかもしかみんなが魔法使いに変身し「ちちんぷいぷい雨をやめ〜」と子どもたちが願いを込め魔法をかけます。子どもたちの願いは届いたのでしょうね。その後雨は降らずでした。

午睡後芋の様子を見に畑に行きますが、アルミホイルと新聞紙がその場に散らばり、芋だけ誰かに食べられていました。「誰の仕業？」「イタチじゃない？」と話が弾みます。しかし少し先には畑をじっと見ている黒い物体が・・・。それに気づいた子どもが「みんなカラスがあそこから見ているよ。カラスの仕業なんじゃない？」と子どもたち。「そうかもね」と話に花が咲きました。

その次の日も焼き芋をしました。「どこで焼き芋する？」と昨日カラスに食べられていたことを思い出したのか焼き芋をする場所を話していました。「畑だとカラスに食べられていたし・・」「今日は保育園でしよう」と保育園ですることが決まりました。いつも通り準備を進め、芋を火の中に入れます。「カラスに食べられませんように」にと声に出しお願いする子どもたちの姿が見られました。

自分たちで植え、収穫した芋。こどもたちが楽しみにしている１つでもあります。焼き芋を通し、準備方法、火を焚くために必要なもの（燃えやすいもの等）など、大人が主体となるのではなく、自分たちで考え、準備するというように経験から確かな知恵へとなり、生きる術となるように努めていきたいと思います。またカラスからよく狙われている焼き芋・・・これからの経験でどのようにすればカラスから焼き芋を守れるか・・・という対策も子どもたちと考えていきたいと思います。

＜今週の予定＞

11日文：ことばあそび　12日お弁当の日　13日描：体験画　14日わ：高低　15日造：粘土　17日文：詩

＜お知らせ＞

・8：40〜朝の会が始まります。８：30までの登園にご協力ください。よろしくお願いいたします。
・お迎えの時に15分ほど面談をしたいと思います。ご都合の良い日をお知らせください。また送迎利用の方も都合の良い日にお迎えに来ていただき、園での子ども達の姿を見ていただき、面談もできたらと思います。ご協力よろしくお願いいたます。

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平成27年度決算報告書

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