かもしか3.4.5歳児クラスだより大隅北保育園｜ 2018年6月5日の子どもたちの風景　

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かもしか3.4.5歳児：2018年6月5日program

だんごむしって・・・～子どもたちの好奇心～

文責：山神　寿江

　5月のはじめに予定していたあくまき作り・・・なかなか天気に恵ませず先週やっと行うことができました。米とぎから子どもたちが行います。灰汁につけた米の変化を見たり、竹の皮に包んだりと…「ばあちゃんちでしたことあるよ」や「作ったことはないけど、食べたことはあるよ」などと会話を楽しみながらあくまき作りをすすめていきます。

出来上がりを楽しみにしてきた子どもたち。一口食すと・・・「苦い」「しょっぱい」と顔の表情を曇らす子・「おいしい」と言いながらあっという間に完食する子と様々でした。これからも子どもたちが直接経験し、感じることを大切にしていきたいです。

だんごむしって・・・～子どもたちの好奇心～

　あくまきを火にかけ待っているとき、自然とだんご虫探しが始まりました。年中児しゅんたろうさん・せいやさん・なつきさんは次々にだんご虫を見つけます。たくさん見つけ両手にはだんご虫だらけ。どうするのかな・・・と思っていたところ子どもたちはすぐに空き箱を持ってきてだんご虫の家つくりが始まりました。

中に葉っぱや石を入れては住みやすい家を作ります。それを見ていただいやさん・はにいさん・みにいさん。「先生・・だんご虫どこにいるの？」「私も欲しい」と訴えます。それを聞いていたしゅんたろうさん「石と石の間にいるよ」、なつきさん「ここ（落ち葉の下）にいるよ」と一緒に探します。見つかると大喜びのみにいさん。「先生みて」と誇らしげな顔をしていました。そこからしばらくだんご虫の観察が始まります。するとしゅんたろうさん・せいやさん・なつきさん「先生このだんご虫お腹に赤ちゃんいるよ」とさらに観察に力が入ります。

観察を進めていくと「みて。だんご虫の赤ちゃんが出てきたよ」「うまれた」と周りにいる友達や職員に伝え喜びを伝えます。それを聞きつけ、子どもたちが次々に集まってきます。「うわー。白いね」「小さい」「こうやって生まれるんだね」と感じたことをそれぞれが表現していました。またせいやさん・かなたさんは絵にかいて喜びを表現していました。

子どもたちの知りたい！と言う思いからしばらくは観察が続きました。だんご虫は普段から良く見かける虫で子どもたちもよく手にしています。今回だんご虫が生まれるところ、赤ちゃんも見ることができ、貴重な経験が出来たと思います。子どもたちの知りたいという好奇心を大切にその好奇心を思う存分観察したり、調べたりする環境を大事にしていきたいと思います。

＜お知らせ＞

・日々の暑さで体も疲れやすくなっています。規則正しい生活・十分な睡眠・栄養ある食事にご協力ください。
・家庭訪問のご協力ありがとうございます。まだの方はご都合の良い日をお知らせください。

＜今週の予定＞

6日観察画　7日粘土　8日マット　9日環境認識（散歩）　11日小運動会　12日言葉遊び　13日お弁当の日