大隅北保育園のらっこ０歳児クラスだより2016年12月6日です。

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要求のぶつかり合い　〜悲しい、悔しい思いを通して〜

文責：榎並　理恵

　１２月になり、何かと忙しい時期になりました。寒い日があるかと思えば暖かい日もあり保護者の皆様も子ども達の洋服をどう着せていいか迷われると思います。私達も子ども達の体調を見たり天気とにらめっこしたりしながら調節していきますのでご安心下さい。

寒い日も子ども達は外で遊ぶのが大好き。かずま君は今乗り物にはまっています。ダンプを押したり、三輪車に跨り、やっと地面に付くようになった足を使って懸命に動かしていました。そこへ、ゆず君も乗り物に乗りたくてかずま君の近くにやってきました。三輪車に乗りたいゆず君は、かずま君の後ろに乗ろうとしたりして“ぼくも三輪車に乗りたいよ”とアピールしています。かずま君も「僕が最初に乗っていたのだからと」と言わんばかりに一歩も譲りません。

２人の取り合いは少しの間続き、お互いに泣きながら保育士に助けを求めてきました。そこで保育士が「二人とも乗りたいんだもんね・・・。ここにも同じのがあったよ」と同じ型の三輪車を差し出すと２人共泣くのを止め，すぐに私達の用意した三輪車へと向かうゆず君。気持ちは切り替わり“一緒だね〜”という表情で早速遊び始めました。

人と関わり合う過程は楽しいことばかりではありません。らっこ組の中でもこうした物の取り合いの場面も多く見られるようになりました。私達大人がその思いに共感しながら仲立ちし，導くようにしています。子ども達は要求が通らない、悲しい、悔しい思いも味わいます。友達と一緒に過ごす中で味わう悲しみ、悔しさ等の感情が育ちの過程の中ではとても大切な事です。こうした体験をしていくからこそ人を思う気持ち・人と関わる楽しさがしっかり育っていくのかなぁと思います。子ども達のやりとりを大事にしながら，毎日を過ごしていきたいです。

新しい友達　〜９名になりました〜

　１２月１日かららっこ組に永吉美羽（ながよしみう）ちゃん（１歳２ヶ月）が仲間入りしました。外で遊ぶのが大好きな女の子です。少しでも早くらっこ組に慣れるように私達保育士も精一杯保育していきたいと思います。どうぞよろしくお願い致します。

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☆おねがい☆

・衣服には全て名前を記入して頂きますようによろしくお願いします。肌着、靴下にも記入して下さい。

・汚れ物を入れる袋は毎日入れて下さい。お忙しい毎日と思いますがご協力よろしくお願い致します。

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