こりす１歳児クラスだより大隅北保育園｜ 2017年1月17日の子どもたちの風景　

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こりす１歳児：2017年1月17日program

ことば～～耳から聞こえる事～

文責：南迫秀也

　寒い日が続き体調を崩しやすい季節です。体調の変化に気づけるようしっかりと子ども達の状態を把握し体調管理に努めていきたいと思います。また空気が乾燥しインフルエンザなどの感染症も流行しやすくなります。手洗いうがいなど予防を心がけていきたいですね。ご家庭での体調の様子や気になる事がありましたら、お知らせください。

ことば～～耳から聞こえる事～

最近子どもたちは色々なお話をしてくれます。自分の気持ち、見えている物など『どうにか伝えたい』そんな気持ちが声だけではなく体全体から感じられます。まだまだ、単語や断片的にしか聞き取れないこともありますが伝えたい気持ちを大切にし、その場面場面でしっかりと受け止めてあげることで生き生きとした表情で、また話しかけてくれます。

その積み重ねが言葉の獲得にもつながり、言葉を使って伝えることの楽しさや共感しあえる楽しさが育まれてくるのではないかと思います。TV から聞こえてくる一方通行の言葉ではこの経験は出来ません。人対人の中にこそある生きた言葉を大切にしてきたいと思います。

年齢的にもいろんなことに興味を持ちアンテナを広げている子ども達です。「ばか」など興味がある言葉が出てきます。そこに意味はなくとも、その言葉の音を楽しんで使ったりします。大人からしたら使ってほしくないことばかもしれませんが、頭ごなしに「ダメ」と否定的に見るのではなく、発達段階の一つとして受け止め、丁寧に関わっていく事が大切だと思います。

また子ども達と日々関わる中で、今この大切な時期だからこそ私たち、大人が発達段階を踏まえTVとどう向き合っていくのかも考える必要があるのではと思います。そして保護者の皆さまの思いも理解し過ごしていきたいです。

●絵本紹介●

『ぎゅ』　作・絵：ジェズ・オールバラ　
お散歩している子ザルのジョジョ。ゾウやカメレオン、ヘビなど、いろんな動物が「ぎゅっ」っとハグしているのを見ているうちに、だんだんさみしくなってきました。
「ぼくもママと『ぎゅっ』したい！」
そんなジョジョのために、ゾウさんが一緒にママを探してくれることになりました。ジョジョはママと会って、「ぎゅっ」できるかな……？