文責:折口 美紀
11月も後半にさしかかり、ほとんどのご家庭が面談を終了しました。お忙しい中時間を作っていただきありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたします。
さて、気温の差も出てきて寺入口にある紅葉も色づき始めてきました。毎日通る散歩のスタート。今までベビーカーにほとんど座っていた子どもたちですが、けいごくんをはじめげんきくん・りあちゃん、近場ではともきくんやせらちゃんも歩いて進めるようになり、「きれいだね」と指を指すと足を止めて自分の目で近くまで行って見に行って確認できるようになりました。
今まで見るだけ、与えられるだけの世界から一遍したくさんの自然に触れ、興味にであい、観察できる散歩。歩けばすぐそこの距離をじっくりじっくり進む子どもたちを見るとこの世界は自然のおもちゃであふれているなと感じます。そんなある散歩の日のことです。この日は鉄塔まで行きました。階段を見つけると一目散にのぼっていくげんきくん。後にけいごくん・ともきくんと続きます。階段の上には石がたくさんあり、それを手に取ったげんきくんがポイと石を投げて大喜び。楽しそうなげんきくんにつられ、ともきくんも真似して投げてみます。

しかし、2人の石は階段の下へコロコロと落ちていき、下から登ってくる子たちに当たる恐れがありました。はじめは「あたるよ〜」「痛いよ〜」など声掛けをし、手を止めようとしたのですが、逆にそれがおもしろかったらしく繰り返ししようとしていました。そこで、石を並べて転がしたり、積み重ねて崩すことやカチカチと音を鳴らしてみると興味はそっちへうつり石を使っての様々なあそびがはじまっていきました。そこから帰るまで、2人やそのほかの子も石を投げることはありませんでした。
0歳児の子どもたちはまだ危険予知能力がなく、何をしたら危ないという所まで考えずに思うがまま、やりたいがままに突き進んでいきます。それが子どもたちの世界を広げ、学んでいくことだと思います。乗ったら危ないところに乗り、行ってほしくない所へ行き、やってほしくないことをやってしまうのがこの冒険家の子どもたち。たくさんの冒険の中で得るものもたくさんあるなかで、伝えなければいけないことも大いにあります。
しかし、言葉では理解できずなぜやめないといけないのか、楽しいからやるという本能があります。その時に別の楽しいを見つけることで、納得しその行為をかえることができるんだと今回感じました。あそびが制限だらけではおもしろくありません。たくさんのあそびをめいっぱいしていけるよう、あそびのすり替えをしながら子どもたちの笑顔を保っていきたいと思います。