平成26年10月14日 文責:山下 沙樹
『困ったときはどうするの?』
造形の片づけをしていたときの様子です。いろいろな素材や道具を使い、その中で絵の具も使いました。作業が終わると、それまで使っていた絵具のバケツを洗いに行ったり、机に広げた製作シートを片づけたりと、思い思いに片づけに取り掛かる子ども達です。
その中で、造形活動に限らず、片づけが始まると必ず絵本を読み始めたり遊ぶ子も出てきます。みんなで使ったものだからみんなで片づけてほしいなという思いがあり、周りの状況に気づけるように声を掛けますが、声をかけられると周りを見回し、片づけている子の近くに行くものの、その後再び元の場所に戻ってしまいました。
初めは“片づけたくないのかな?”と思い見ていたのですが、同じ行動を繰り返す姿を見て、周りの友達は片づけをしていると思うものの“やることがわからないのかな?”と思うようになりました。
自分が何をすればよいのか分からず、又それを周りに聞けずにいることで、近くにあった絵本やおもちゃで遊ぶことしか思いつかなくなってしまう。そのため遊んでいるように見えるが本人は困っているのかもしれないと思えました。子ども達と活動する中で、指示を待つのではなく、自分たちで意欲的に生活をつくっていける力をつけてほしい思いの一つとして、周りを見て気づいてほしい思いがあり、ヒントになる声掛けをするものの、その子たちにとっては、具体的に何をすればよいのか伝えることも必要であるのだと考えるきっかけになりました。
毎回こちらが手順を伝えてしまうようなかかわりはそれはそれで考えることがありますが、基本となるところを伝え、それを自分の力で応用していけるような力を伸ばしていきたいと思います。
それに加えて、困っているときに助けを求めることができない子も増えているように思います。一人ではできないことも誰かに助けを求めたり、知恵をもらうことで解決できることが沢山あります。
できないことが恥かしいことではないですし、生きていく中で思いもしないことが起こることだってあります。その際、困っていることを周りに発信するなど、絶望的にならずに対処法を考えられる柔軟さも身に着けていってほしいなと思っています。
【今週の予定】
16日(水)環)重い・軽い 19日(土)散歩 17日(木)描)風景画 20日(日)運動会 18日(金)体)登り棒・ジャングルジム 21日(月)わ)清潔・高低