スイミーこども園のかもしか3.4.5歳児クラスだより2019年12月10日です。

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「お泊り保育に行くんだよね？！」〜憧れの存在が近くに居ること〜

文責：豊永　祥子

　１２月も１週間が過ぎ、吐く息が白くなると「見てみて、息が白いよ！」と子どもたち同士で冬の訪れを感じ、楽しんでいる様子が日々伺えます。インフルエンザ等の感染症も流行する時期でもありますので、細かい水分補給と手洗いうがいに取り組み、元気に過ごしていきたいと思います。

グループ替えを行い、年少児もグループに入り一か月が経とうとしています。少しずつ年少児もグループ活動にも慣れてきている印象を受けます。グループ活動のなかで「困ったら、リーダーさんに言ってね。」という言葉を子どもたちによく掛けます。昼食時にグループが食べた机を片付けていた、ゆうあさん（年少児）。机を上手く運ぶことが出来ず、困っていました。「リーダーは誰かな？」と尋ねると「のあちゃん。」と答え、「じゃあ、のあちゃんに手伝ってください、って伝えておいで。」とゆうあさんに声掛けします。しばらくすると、かもしか部屋にいたのあさんが来て、ゆうあさんに「（机の）そっち持ってくれる？」と運び方を教えながら、一緒に片付けをしてくれました。

　帰りの会を済ませ、園庭でお迎えを待ちながら砂場であそんでいた時のことです。るなさん（年中児）が私に「年長さんになったら、お泊り保育に行くんだよね！？」と尋ねてきました。私が「そうだよ。海と山に二回もお泊り保育に行くよ！」と伝えると、憧れと一緒に嬉しそうに目を輝かせて頷いていたるなさんでした。

異年齢保育に取り組んでいくなかで、子どもたちの身近に“憧れとする存在”がいることの大切さを実感します。年上の子どもから助けられた経験は、助けられた子どもが同じ年齢に達した時に年下の子どもを同じように助ける道筋になるのではないかと考えます。また、様々な行事を通し、年長児にしかない特別な活動や、その活動に憧れるだけでなく、憧れとする存在に近づけるように過ごしている姿はとても頼もしいです。子どもたちの達成感と葛藤に寄り添いながら“子どもたちのなりたい自分”に向けて、関わっていきたいと思います。

●お知らせ●

・休日茶太郎当番、１２月８日を永山だいやさんがして下さいました。　　
有難うございました。
・１２月１１日はお弁当の日となります。一品は白菜・さつま芋となります。長距離を歩きますので、果物の量は１口〜３口分までと量の調節をお願い致します。また、お弁当を包む物はハンカチタオル（巾着ではないもの）でお願い致します。
・年中、年少児は午睡時に掛布団を使用致します。子ども便にて準備し持たせて下さい。宜しくお願い致します。

●今週の予定●

１１日(水)お弁当の日　１２日（木）描：体験画　１３日（金）体：ボール　１４日（土）手：枠ブロック　１６日（月）わらべうた　１７日（火）文：紙芝居

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