大隅北保育園のこりす２歳児クラスだより2018年3月20日です。

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かもしか組への憧れ　〜合同散歩より〜

文責：大角　千代美

　今年度、最後のクラス便りになりました。

昨年度に引き続き担任をさせて頂き、子ども達の成長を長期間にかけてじっくりと見守る事が出来たことに感謝いたします。又、保護者の皆様には至らぬ点も沢山ありご迷惑をおかけしましたが温かく見守って下さり有難うございました。毎日、元気な５名の顔が揃う事が私の楽しみでもありました。これからもよろしくお願い致します。

１７日（土）かもしか組とつわ採りに出かけました。５歳児との合同散歩は今回が最後です。かなほちゃんが優しくみにいちゃんとはにいちゃんと手を繋いでくれました。二人はとても嬉しそうです。たいよう君もせあちゃんと手を繋ぎタンポポや菜の花を見ながら歩きます。

段坂元の山の中でつわを見つけて収穫が終わると「こっちへ探索に行ってみない？」と５歳児が誘ってきました。全員が「行ってみよう」と即決断、２歳児も一緒に山の中へと歩きます。そこは水源地へと続く山の中、農繁期は地域住民が利用する道らしいのですがうっすらとした木漏れ日が射しこむ冷ややかな山の中でしたが足取りは軽く、杉の枝が折れて足場は悪く歩きにくいのに淡々と進む子ども達の姿に驚かされてしまいます。約２０分かけて山を下りると水源地に到着。

以前、お弁当の日に来たことがあったので思い出したのでしょう。「ここで、お弁当食べたよね。」とたいよう君。川の流れを見たりれんげ草の花や土筆を摘んだりしながら進みます。途中で川の近くまで行き、流れ落ちる川の水に圧倒される子ども達。５歳児は「ここで遊べたらいいのに・・」と話しますが２歳児はちょっと怖そうな表情が伺え、年齢の差を感じました。時はすでに出発してから１時間が経過しています。これから１時間かけて帰らなければなりません。

体力的に大丈夫かと心配する私とは裏腹に子ども達の勢いは止まりません。どんどん坂道になっていくのに「先生、これ持って・・」とたいよう君がジャンバーを脱ぐとかなた君も脱ぎ始め軽くなると更に先を歩きます。子ども達の体力と気力に私の方が元気をもらいました。

さすがに終わり近くになると５歳児から「もう、なんでこんな事になったのかな？」という言葉が聞かれ疲れがピークに達している事が察しられましたが誰一人座り込むことなく園までしっかりと歩いて帰りました。今回の合同散歩は自分もできる自信に繋がった思い出深い貴重な経験とだったと思います。

〈今週の予定〉

２２日（木）体：マット　２３日（金）文：大型絵本　２４日（土）合同保育　２５日（日）卒園式　　２６日〜３１日　合同保育 　（３０、３１日は５時までの保育）

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