こりす２歳児クラスだより大隅北保育園｜ 2017年2月7日の子どもたちの風景　

HOME > 目次 > こりす2歳児：2017/2/7

こりす２歳児：2017年2月7日rogram

「探検隊」～隊長に続け！～

文責：前川　咲織

　先週の土曜日にウッドタウン近くの土手道を抜け折田方面へ探検に出掛けました。最初のうちは、保育士が先頭にたち「こっちに行ってみよう」と方向を決めて進んでいました。進んでいく中で、「せんせーこっちにいってみよう」と自然と子ども達から声が生まれてきました。

探検する中で自然と先頭を歩くせいやさん（3歳4ヶ月）。私が「隊長どっちにいきますか？」と尋ねると「こっちです」とはじめて歩く道も開放感の中でワクワクが膨らみました。畦道を一列になり進む子ども達、何時しか春に出掛けた赤土山へ続く道の土手山に辿り着きました。そこから、私が下れるか先を確かめるとそれに連なりどんどん下ってきた子ども達。

自分の体をしっかり四肢で支え本当に逞しく頼もしい子ども達でした。「落ちそうになったらお尻を付いて座る」の合言葉の下、下り終えるとしばらく先に進み山の探検・・野苺のつぼみをみつけ「苺だよ」としゅんたろうさん（3歳8ヶ月）。帰り道も下ってきた土手を登り始める隊長に続き、皆が登り始めました。

途中、友だちを気に掛けお尻を支え、手を引く子ども達の関係に励まされ後を追う保育士二人でした。自分の感覚で安全な方向を決め、枝をしっかり掴み上を目指す子ども達の本能に触れ、これまでの取り組みとの結びつきを省みました。通年の取り組みの集大成（3月）まで、探検の楽しみを拡げていきたいと思います。土曜日も泥のついた洋服を持ち帰ってきたと思います。これまでもこれからも続く子ども達の活動の証が服の汚れと比例していくと思います。

その中で、このような活動を深く理解してくださり「ここでしか出来ないことだから」と温かな言葉に感謝の思いで一杯です。毎日の洗濯と心の安定であるギューの抱きに心より感謝いたします。引き続き宜しく御願いいたします。