こりす１歳児クラスだより大隅北保育園｜ 2016年**月**日の子どもたちの風景　

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こりす１歳児：2016年7月26日program

夏本番！　～水遊びより～

文責：大角　千代美

　４月当初、「散歩に行こうか」と声を掛けて園庭に出ると水溜りを見つけては靴のままパシャパシャと入り込んで遊び始めていた子ども達。おもちゃが何にもなくても、水の感触だけを楽しんでいました。初めは足だけで水溜りの感触を楽しんでいたのに、しゃがんで手をつけだし、両手で水をすくって遊び、水溜りを見つけると素通りできなかった日を懐かしく思い出します。

「泥んこパンツに着替えて遊ぼうね」と声かけする前から水道の蛇口の所に行っては、水を出して落ちてくる水に手を当てている子どもがいます。水溜りだったら泥んこ遊びに発展するのに、あの勢いよく落ちてくる水の感触がたまらないのでしょう。指を蛇口の中に突っ込んではパーッと飛び散り、その水が頭や顔、全身にかかっても全く平気。友だちまで巻き込みながら夢中になって楽しんでいます。

天気の良い日はそんな遊びを繰り返していたので子ども達は大きなプールも怖がることなく喜んで入って遊びます。いろんなおもちゃを持ち込んで水をくんだり移し変えたりを楽しみます。ペットボトルやヤクルト容器で頭から水を浴びたり、時にはすくって味見をしようとしたり、２歳児の真似して色水を作ってみたりと今の時期にしか出来ない遊びを毎日一日中楽しんでいます。

１歳児のプール遊びはこうして考えてみると４月の水溜り遊びから始まっていたのでしょう。大きなプールに入るには，水遊びを沢山楽しんで頭から水がかかっても平気でないと怖くて入れないものです。小さなタライやコンテナ箱等も準備しているのですが子ども達は大きなプールでも楽しく遊んでいます。水遊びを通して「あつい」「つめたい」「ぬるい」などの感覚がつかめるようになるといいなあと思っています。